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自社サイトが「古く見える」チェックポイント5つと、最低限の改善案

約14分で読めます
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この記事の要点

こんなお悩みはありませんか?「ホームページを開くと、なんとなく“昭和感”がある気がする」「取引先に『サイト、ちょっと古いですよね』と言われてドキッとした」「スマホで見ると文字が小さくて、拡大しないと読めない」「内容は間違ってないけれど、デザインが古くて会社のイメージダウンになって...

カテゴリー
デザイン・ブランディング
公開日
2025/7/11
読了目安
約14分
タグ
経営者向け, Web担当者向け, リニューアル検討中

こんなお悩みはありませんか?

  • 「ホームページを開くと、なんとなく“昭和感”がある気がする」
  • 「取引先に『サイト、ちょっと古いですよね』と言われてドキッとした」
  • 「スマホで見ると文字が小さくて、拡大しないと読めない」
  • 「内容は間違ってないけれど、デザインが古くて会社のイメージダウンになっていないか不安」
  • 「フルリニューアルまでは予算が出せないが、最低限どこから手をつけるべきか知りたい」

ホームページは、一度作るとなかなか作り直す機会がなく、
気がついたら「10年前からほぼそのまま」というケースも少なくありません。

とはいえ、
「完全リニューアルとなると、費用も手間もそれなりにかかるし、今すぐは難しい…」
というのが、多くの中小企業さんの本音だと思います。

この記事では、四日市・三重県周辺の中小企業の経営者・広報担当・Web担当者の方向けに、

  • 自社サイトが「古く見える」主な原因
  • 5つのチェックポイントでできるカンタン診断
  • フルリニューアル前にできる、最低限のデザイン改善案

を、専門用語はできるだけ避けてお伝えします。

「リニューアルするかどうかを決める前に、まず現状を整理したい」という方の、判断材料になればうれしいです。


この記事でお伝えしたいことの全体像

先にこの記事のポイントを3つにまとめると、次のとおりです。

  1. 「古く見える」は、スマホ対応・写真・文字組み・情報の古さ・ボタンやメニューのデザインが組み合わさって起きていることが多い
  2. フルリニューアルが難しくても、「スマホでの見え方」と「写真・トップページ」の最低限の改善だけで印象は大きく変わる
  3. Design PEPEのような地域の制作事務所なら、四日市の企業の状況・予算感に合わせて、「診断+部分改善」から一緒に考えられる

このあと、

  • そもそも、どんな状態が「古く見える」のか
  • 5つのチェックポイントで、自社サイトをセルフ診断する方法
  • 予算を抑えながら、どこから改善していくべきか

を順番に見ていきます。


「古く見える」ホームページのよくあるパターン

デザインが古い=見た目だけの問題ではない

「デザインが古い」と聞くと、
「色が地味」「レイアウトが昔っぽい」といった“見た目”のイメージが先に浮かぶかもしれません。

実際には、

  • スマホで見づらい(横に広すぎる・文字が小さい)
  • 情報が整理されておらず、必要な内容にたどり着きにくい
  • 更新が止まっていて、会社が動いていないように見える

といった「使い勝手」「情報の新しさ」も含めて、
総合的に「古い」「今っぽくない」という印象につながっています。

つまり、
“オシャレにすること”よりも、“今のお客様が当たり前に感じる基準を満たすこと” の方が重要です。

四日市・三重の中小企業で特に多い「古さ」のポイント

四日市・三重エリアの中小企業さんのサイトを拝見していて、
特に「ここで損をしているな」と感じるポイントは次のようなものです。

  • PCの横長サイズを前提に作られていて、スマホ表示だと文字が極端に小さい
  • トップページがバナーだらけで、どれを押せばよいか分からない
  • 写真が小さく暗く、せっかくの設備・人の良さが伝わっていない
  • 「新着情報」の最新が3年前で止まっている
  • ボタンやメニューに、立体的なグラデーション・影など“昔のWeb”のテイストが残っている

こうした点は、見る人の頭の中で、

「情報も古いのかな?」
「会社としての動きも止まっているのかな?」

というイメージにつながり、知らないうちに機会損失になっていることもあります。


自社サイトが「古く見える」5つのチェックポイント

ここからは、実際にご自身のサイトを開きながら、5つの視点でセルフ診断してみてください。

1. スマホで見たとき、拡大しなくても読めるか

まずはスマートフォンで自社サイトを開き、次の点を確認してみましょう。

  • 文字が小さすぎず、そのままの表示で読めるか
  • 画面の横に余白ができたり、左右にスクロールしないと読めないページがないか
  • ボタンやリンクを、指で押しやすいサイズで配置できているか

もし、

  • スマホで開くと、PC版の画面がそのまま縮小されている
  • 毎回“ピンチアウト”(拡大)しないと文字が読めない

という状態であれば、
「スマホ対応がきちんとできていない=古いサイト」 と判断されてしまう可能性が高いです。

今のホームページ利用者の多くはスマホからアクセスします。
スマホでストレスなく読めるかどうかは、「デザイン以前の大前提」と言えます。

2. 写真・画像の雰囲気が“古いWeb感”になっていないか

次に、写真・画像まわりをチェックしてみてください。

  • 人物写真が小さく、画質が荒くないか
  • いかにも「ザ・フリー素材」といった、海外風のモデル写真ばかりになっていないか
  • 製品・サービスの写真が暗く、色味がくすんでいないか

古いサイトの多くは、

  • 解像度の低い写真が小さく並んでいる
  • 色味がバラバラで、全体としてチラシの寄せ集めのように見える

といった傾向があります。

反対に、最新のデザインでなくても、

  • 自社で撮影した写真を少し明るめに調整して使う
  • トップページだけでも「今の雰囲気」に近い写真に差し替える

だけで、見た目の印象はぐっと変わります。

3. 文字の詰まり・行間・フォントサイズは読みやすいか

文章の「読みやすさ」も、デザインの印象を左右します。

  • 行間が狭すぎて、文字がびっしり詰まっていないか
  • フォントサイズが小さく、特にスマホで読みづらくないか
  • 長文がずっと続き、見出しや段落で適度に区切られているか

古いサイトでは、「12px前後の小さな文字」「行間が詰まったレイアウト」がよく見られます。
これは、昔のPC画面を前提としたデザインがそのまま残っているパターンです。

読みやすさの目安としては、

  • 本文はPC・スマホともに、今どきは「15〜16px以上」が一般的
  • 3〜4行程度で段落を区切り、適度に見出しを入れる

といったイメージを持っていただくとよいと思います(実際の数値調整は制作者側の仕事で大丈夫です)。

4. トップページの情報が“今の会社”と合っているか

デザインに目が行きがちですが、
「書いてある内容」自体が、今の会社の姿とズレている 場合も「古さ」の原因になります。

  • 既に終了したサービス・事業が、今もメインのように紹介されている
  • 本当は力を入れたい新事業が、サイト上ではほとんど触れられていない
  • 代表メッセージやスローガンが、今の方針とは少し違う

特にトップページは、「会社の顔」にあたる部分です。
ここが実態と違ったままだと、取引先や求職者に誤解を与えてしまうこともあります。

「古いデザインかどうか」というより、

「今の会社をきちんと表現できているか?」

という視点で見直してみると、修正すべき箇所が見えてきやすくなります。

5. ボタン・メニューまわりが分かりやすく、すっきりしているか

最後に、ボタンやメニューの見た目・配置も確認してみてください。

  • メニューの項目が多すぎて、どこを押せば良いか分かりにくくなっていないか
  • ボタンが立体的なグラデーションや派手なアニメーションで装飾されていないか
  • 重要でないリンク(外部バナーなど)が目立ちすぎて、肝心な導線が埋もれていないか

昔のWebのデザインは、「影」「立体感」「ギラギラしたボタン」が好まれる時期がありました。
今はむしろ、

  • 平面的でシンプル
  • 必要な導線だけをはっきりさせる

という方向にシフトしています。

メニューやボタンまわりが古いままだと、
「ごちゃごちゃしていて、なんとなく使いづらそう」 という印象につながってしまいます。


フルリニューアル前にできる「最低限の改善案」

ここまで読んで、「やっぱり全部作り直さないとダメかな…」と感じた方もいるかもしれません。
ですが、予算・体制を考えると、現実的には

「まずは最低限の改善から始めたい」

というケースの方が多いと思います。

ここでは、フルリニューアル前提でなくてもできる、いくつかの現実的な改善案をご紹介します。

改善案1:スマホ表示の最適化だけ先に対応する

もし現状が「スマホでPC版そのまま表示」の状態であれば、
スマホ対応(レスポンシブ対応)だけでも優先的に取り組む価値があります。

  • レイアウトをスマホ用に最適化する
  • 文字サイズ・行間を見直し、読みやすくする
  • ボタンやメニューを指で押しやすいサイズにする

これだけでも、「古いサイト」という印象はかなり和らぎます。

テーマや構築方法によっては、
既存デザインを大きく変えずに、スマホ最適化だけを行う ことも可能です。
(このあたりは、制作会社側での事前調査が必要になります)

改善案2:トップページの写真・キービジュアルを最新のものに入れ替える

デザイン全体をいじるのが難しい場合でも、
トップページの印象を決める写真だけ先に更新する という方法があります。

  • 10年前の社員集合写真 → 今のメンバーで撮り直す
  • 古い工場・設備の写真 → 新しいライン・設備の写真に差し替える
  • 季節感・地域感のある写真を足して、四日市・三重らしさを出す

Design PEPEでは、四日市市内・近郊であれば、
簡易的な写真撮影をセットにした「トップ改善」のご相談もよくあります。

写真が変わるだけでも、
取引先や求職者が受ける印象は大きく変わります。

改善案3:トップページだけ構成を整理する“軽リニューアル”

もう一歩踏み込める場合は、
トップページだけ「今の会社に合わせて再構成する」 という軽リニューアルも選択肢になります。

  • 既に終わったキャンペーンや古い事業の情報を整理・削除
  • 今後伸ばしたいサービスや事業を目立つ位置に配置し直す
  • 強み・選ばれる理由、お客様の声などをトップに追加

下層ページを大きく触らなくても、
トップページの構成を整えるだけで、ビジネスの「今」が伝わりやすくなります。

改善案4:会社概要・代表メッセージだけでも今の内容に更新する

予算や時間が限られている場合、
テキストだけでも今の状態に書き換える ことも有効です。

  • 代表メッセージを、現在の方針に合わせて書き直す
  • 会社概要の事業内容・拠点情報を最新にする
  • 採用ページがある場合は、採用方針や求める人物像を今の形にする

多少デザインが古くても、
内容が最新であれば「きちんと更新されている会社」として信頼されやすくなります。


Design PEPEができる「診断と部分改善」のサポート

最後に、四日市市を拠点とするWeb制作事務所 Design PEPE が、
「古く見えるかもしれないホームページ」に対してどのようなお手伝いができるかをご紹介します。

現状診断:まずは「どこが古く見えるか」を一緒に整理

いきなりリニューアルの話をするのではなく、

  • スマホ対応・レイアウトの状態
  • 写真・文字組み・ボタンなどのデザイン要素
  • 情報の新しさ・構成のわかりやすさ

といった観点で、「現状どこで損をしているか」 を整理する簡易診断からご提案できます。

診断結果は、

  • 今すぐ直したいポイント
  • 余裕があれば手を入れたいポイント
  • 次回のリニューアル時に考えればよいポイント

のように“段階”をつけてお伝えするので、
予算や社内体制に合わせて優先順位をつけやすくなります。

部分改善・軽リニューアルのご提案

フルリニューアルではなく、

  • スマホ対応の改善
  • トップページの構成整理
  • 写真撮影+差し替え
  • 代表メッセージ・サービス紹介テキストの書き換え

といった部分改善メニューも柔軟に対応しています。

「まずは〇〇だけ直したい」というピンポイントのご相談でも大丈夫です。
実際にお話を伺いながら、「それならこの組み合わせがコスパがいいですよ」という形でご提案します。

地域に根ざした長期的な伴走

Design PEPEは、四日市市を中心とした中小企業・個人事業主のみなさまと、
長期的な伴走支援を大切にしています。

  • とりあえず今は“最低限の改善”だけ
  • 来年度以降に、全体リニューアルを検討
  • その間、更新や小さな修正をご一緒に

といった中長期の視点で、「今できること」と「将来的に目指したい形」の両方を見据えながら、無理のないペースで進めていけるようにサポートします。


この記事の振り返りと、最初の一歩

最後に、この記事の内容を整理します。

  • ホームページが「古く見える」理由は、
    スマホでの見にくさ・写真の古さ・文字組みの詰まり・情報の更新不足・ボタンやメニューのデザイン が組み合わさっていることが多い
  • 自社サイトをチェックする際は、
    1. スマホで拡大せずに読めるか
    2. 写真・画像の雰囲気が古くなっていないか
    3. 文字サイズ・行間・段落が読みやすいか
    4. トップページの内容が“今の会社”と合っているか
    5. ボタン・メニューまわりが分かりやすく、すっきりしているか
      の5つのポイントを確認する
  • フルリニューアルが難しくても、
    スマホ最適化・トップ写真の差し替え・トップ構成の整理・テキストだけの更新 といった“最低限の改善”からでも、印象は大きく変えられる
  • Design PEPEは、
    現状診断 → 優先順位づけ → 部分改善 → 将来のリニューアルまで見据えた長期的な伴走
    を、四日市・三重の中小企業に寄り添う形で行っている

もしこの記事を読んで、

「うちのホームページ、古く見えていないか一度プロの目で診断してほしい」
「フルリニューアルまでは難しいが、最低限の改善案を一緒に考えてほしい」

と感じていただけたら、まずはお気軽にご相談ください。

ざっくりとしたお悩みの共有からで構いません。
四日市・三重周辺でホームページの“古さ”が気になり始めた方は、
Design PEPEのお問い合わせフォームやLINEから「サイト診断の相談」と一言添えてご連絡いただければ、御社の状況に合わせた現実的な一歩をご提案させていただきます。

この記事についてよくある質問

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