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更新・運用・WordPress

ホームページはどれくらいの頻度で更新すべき?業種別の目安と続けるコツ

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この記事の要点

こんなお悩みはありませんか?ホームページを作ったはいいものの、更新は年に数回のお知らせだけになっている「更新した方がいい」のは分かるけれど、どれくらいの頻度が普通なのか分からない毎日更新しないと意味がないと聞いてプレッシャーになり、結局止まってしまった社内で記事を書く人がおらず、...

カテゴリー
更新・運用・WordPress
公開日
2025/8/8
読了目安
約12分
タグ
Web担当者向け, WordPress

こんなお悩みはありませんか?

  • ホームページを作ったはいいものの、更新は年に数回のお知らせだけになっている
  • 「更新した方がいい」のは分かるけれど、どれくらいの頻度が普通なのか分からない
  • 毎日更新しないと意味がないと聞いてプレッシャーになり、結局止まってしまった
  • 社内で記事を書く人がおらず、広報担当やWeb担当の一人に負担が集中している
  • WordPressで作ったが、更新ルールがなくて人によって書き方がバラバラになってきた

多くの中小企業の方とお話ししていると、「ホームページの更新頻度」はよく出てくるお悩みです。

とはいえ、業種や目的によって「ちょうどよい更新ペース」は変わりますし、「毎日更新しないとダメ」ということもありません。大事なのは、自社の状況に合った目安を決め、無理なく続けられる仕組みを作ることです。

この記事では、

  • ホームページの更新頻度を考えるための基本的な考え方
  • 業種別の「現実的な」更新頻度の目安
  • 三重・四日市エリアの中小企業でも続けやすい仕組みづくりのコツ

を、経営者・広報担当・Web担当の方に向けて、できるだけ分かりやすくお伝えします。

この記事でお伝えしたいことの全体像

先にポイントをまとめると、ホームページの更新頻度について大事なのは次の三つです。

  1. 「業種」と「目的」によって、適切な頻度は違う
    → 飲食店とBtoBメーカー、採用強化中の企業では、求められる更新頻度が変わります。
  2. 回数よりも「中身」と「継続性」が重要
    → 無理な毎日更新より、月1〜2回でも中身のある記事を続ける方が、信頼やSEOにとってプラスです。
  3. 個人の頑張りではなく、「会社としての仕組み」を作る
    → WordPressの更新ルール、役割分担、ネタ出しの方法を決めておくことで、担当者が変わっても続けやすくなります。

それでは順番に見ていきましょう。

ホームページ更新の「適切な頻度」は業種によって違う

更新頻度を決める三つの視点

まず、「何日に一回更新すべきか」の前に、次の三つの視点で考えることをおすすめします。

  1. ビジネスモデルと情報の変化の速さ
    商品入れ替えが頻繁なお店と、長期契約が中心のBtoB企業では、必要な更新頻度が違います。
  2. ホームページの主な目的
    新規集客がメインなのか、採用なのか、既存顧客への情報提供なのかで、更新の力を入れる場所が変わります。
  3. 担当者リソースと社内体制
    実務的に、どれくらい時間を取れるのか。誰が原稿を書き、誰がチェックし、誰がWordPressに投稿するのか。

この三つのバランスを見ながら、「理想の頻度」ではなく「現実的に続けられる頻度」を決めるのがポイントです。

業種別のざっくりとした更新頻度の目安

あくまで一般的な目安ですが、三重・四日市エリアの中小企業を想定した場合、次のようなイメージで考えることが多いです。

  • 飲食店・美容室・サロン・小売店などの店舗ビジネス
    • メニュー変更・季節商品・キャンペーンが多い業種
    • 目安:
      • お知らせ・キャンペーン情報…月2〜4回
      • ブログ・コラム(おすすめメニュー紹介、スタッフ紹介など)…月1〜2回
  • 建設業・リフォーム会社・工務店など
    • 施工事例が重要な業種
    • 目安:
      • 施工事例…月1〜3件
      • お知らせ(見学会・イベント案内など)…必要に応じて随時
  • 士業(税理士・社労士・弁護士など)・コンサルティング系
    • 法改正やお役立ち情報がポイント
    • 目安:
      • コラム・お役立ち記事…月1〜2本
      • お知らせ(セミナー情報など)…開催の都度
  • 製造業・BtoB企業
    • 取引先の信頼確保や採用目的が大きいケースが多い
    • 目安:
      • 事例紹介…四半期に1〜2件
      • お知らせ(展示会出展、設備導入など)…発生時に随時
      • 採用ブログ(社員インタビューなど)…採用を強化したい時期に月1本程度
  • 採用を強化したい企業全般
    • 中途・新卒問わず、人材確保が重要な会社
    • 目安:
      • 会社の雰囲気が伝わる記事(社員インタビュー、1日の流れなど)…月1〜2本
      • 採用情報の更新…募集状況に応じて随時

どの業種であっても、「最低限、トップページからリンクされているお知らせ欄が、数か月以上動いていない状態は避けたい」という感覚を持っておくとよいと思います。

更新頻度より大事な「中身」と「続け方」

「とりあえず毎日更新」の落とし穴

更新頻度の話になると、どうしても「毎日更新した方がいいのでは」という話が出てきます。

確かに、更新頻度が高いほど検索エンジンに評価される可能性がある、という一般的な考え方はありますが、

  • 内容が薄く、ただの日記のような記事を量産してしまう
  • 担当者の負担が大きく、数週間で燃え尽きてしまう
  • 社内で「更新=大変な作業」というイメージが定着してしまう

といったデメリットもあります。

特に中小企業の場合、「更新専任」の担当がいることは少ないため、「毎日更新」は現実的でないことがほとんどです。

そこでおすすめなのは、

  • 「最低限ここだけは守る」という更新ラインを決める
  • 余裕がある月は、そこにプラスして更新する

という二段階の考え方です。

例えば、

  • 最低ライン:月1本は事例かコラムを出す
  • 余裕があれば:お知らせ・スタッフ紹介などを追加で書く

というように、無理をしない基準を先に決めておくことで、更新が止まりにくくなります。

月1〜2回でも成果につながる更新のポイント

「それでも月1回で意味があるのか」と不安に感じる方もいるかもしれませんが、内容次第では十分に意味があります。

ポイントは、「お客さまからよく聞かれること」「実際の相談・現場で話していること」を記事にしていくことです。

例えば、

  • よくある質問に答える形式の記事
    • 例:「リフォームの相談は何ヶ月前からが良いですか?」
    • 例:「顧問契約を結ぶと、どこまで相談できますか?」
  • 実際の事例を、写真とストーリー付きで紹介
    • Before/Afterの写真
    • お客さまの課題と、どう解決したか
  • 地域性のある話題
    • 三重県・四日市エリアならではの事情や制度、補助金など

こうした記事は、検索エンジンへの評価だけでなく、営業現場でも「この記事を読んでおいてください」と共有したり、見込み客へのフォローとしても活用できます。

三重・四日市の中小企業が無理なく続けるための仕組みづくり

社内で役割分担とルールを決める

更新が止まってしまう一番の理由は、「誰が何をどこまでやるのか」がはっきりしていないことです。

WordPressでホームページを運用している場合は、次のような役割分担を決めるとスムーズです。

  • 原稿を書く人
    営業、現場担当、広報など。実際のお客さまに一番近い人がおすすめです。
  • 内容をチェックする人
    誤字脱字や表現のチェック。場合によっては社長や責任者が担当。
  • WordPressに投稿する人
    画像のサイズ調整やカテゴリ設定、公開作業などを行う担当。

この三つを一人で担うと負担が大きくなりがちなので、可能であれば二人以上で分担する形を考えてみてください。

あわせて、

  • タイトルの付け方
  • 画像のサイズ・枚数の目安
  • 文字数の目安
  • 禁止ワード・社名の表記ゆれ

などを簡単にまとめた「更新ルール」を一枚の資料にしておくと、担当者が変わったときも引き継ぎがスムーズです。

WordPressで更新する際の実務的なコツ

WordPressの場合、「システムの使い方」だけでなく、「更新を続けるためのちょっとしたコツ」を知っておくと楽になります。

例えば、次のようなポイントがあります。

  • 下書き機能を活用する
    いきなり完成させようとせず、思いついたタイミングでタイトルとメモだけ下書き保存しておき、時間のある時に肉付けしていく。
  • カテゴリとタグを整理しておく
    「お知らせ」「施工事例」「コラム」「採用ブログ」など、大枠のカテゴリを最初に決めておくと、記事の方向性がブレにくくなります。
  • 画像のファイル名を分かりやすくする
    「202405_yokkaichi-event.jpg」など、あとから見て何の画像か分かる名前にしておくと、使い回しや管理が楽です。
  • 公開前のチェックリストを作る
    例えば、
    • タイトルに伝えたいキーワードが入っているか
    • 誤字脱字はないか
    • 画像に変なトリミングがないか
    • スマホで見ても崩れていないか

こうしたチェックを簡単なチェックリストにしておけば、誰でも一定の品質で記事を公開しやすくなります。

Design PEPEが「更新・運用」でお手伝いできること

「ここまで読んで、やるべきことは分かってきたけれど、実際に手を動かす時間や人手が足りない」という声もよく伺います。

三重県四日市市を拠点とするDesign PEPEでは、ホームページ制作だけでなく、「更新・運用」まで含めた伴走支援を行っています。

現状診断と「うちに合った更新頻度」の整理

まずは、現在のホームページを拝見しながら、

  • 直近1〜2年の更新状況
  • 業種・商圏・ターゲット
  • これから強化したい分野(集客・採用・認知など)

をヒアリングさせていただきます。

そのうえで、

  • 無理なく続けられそうな更新頻度の目安
  • 優先的に手を付けるべきページ(お知らせ、事例、採用ページなど)
  • 社内と外部で分担するイメージ

を整理し、「まずはここから」という一歩目を一緒に決めていきます。

記事ネタ出し・ライティング・更新代行も相談可能

更新頻度を保つうえで大変なのが、「ネタ出し」と「文章を書く」部分です。

Design PEPEでは、

  • 打ち合わせの内容をもとにした記事案(タイトル案・構成案)のご提案
  • インタビュー形式でお話を伺い、こちらでライティングする形
  • 撮影した写真や資料をもとにした施工事例ページの作成

など、会社ごとの状況に合わせた形でお手伝いが可能です。

また、WordPressへの投稿作業や公開前チェックだけをお任せいただくこともできますので、社内の負担を抑えつつ、ホームページを「動いている状態」に保ちやすくなります。

長期的な伴走で「更新が止まらない」状態を目指す

更新・運用は、一度ルールを決めて終わりではなく、実際に回しながら少しずつ改善していくものです。

  • 数か月運用してみての振り返り
  • アクセス状況を踏まえた改善ポイントのご提案
  • 社内の体制や人員変更に応じた役割の見直し

など、長期的な視点で伴走しながら、「無理なく続けられる仕組み」を一緒に育てていければと考えています。

この記事の振り返りと、最初の一歩

最後に、この記事の内容を振り返ります。

  • ホームページの更新頻度の「正解」は一つではなく、「業種」「目的」「社内の体制」によって変わる
  • 飲食店・工務店・士業・製造業など、業種ごとに現実的な更新の目安を持っておくことで、無理なく運用しやすくなる
  • 毎日更新にこだわるよりも、「月1〜2回でも中身のある記事を続ける」ことの方が、信頼やSEOの面でも効果的
  • 社内で役割分担とルールを決め、WordPressの更新フローを整えておくことで、担当者に負担が偏らず、更新が止まりにくくなる
  • Design PEPEでは、更新頻度の設計からネタ出し、ライティング、WordPress更新代行まで、状況に合わせてサポートが可能

「うちのホームページは、今の更新頻度で大丈夫なのか知りたい」
「まずは、業種と目的に合った現実的な更新ペースを一緒に考えてほしい」

と感じられた方は、ぜひ一度、Design PEPEにご相談ください。

四日市・三重県周辺エリアの中小企業や個人事業主の状況をお伺いしながら、

  • 現状サイトの簡単な診断
  • 業種や目的に合った更新頻度の目安
  • 社内でできることと、外部に任せた方がよい部分

を一緒に整理させていただきます。

「とりあえず話だけ聞いてみたい」という段階でも大丈夫です。
ホームページの更新を、「負担」から「会社の強みを伝える楽しみ」に変えていくお手伝いができればうれしいです。

この記事についてよくある質問

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