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サイト制作・リニューアル

ホームページは何年ごとにリニューアルすべき?変え時を見極めるチェックリスト

約17分で読めます
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この記事の要点

こんなお悩みはありませんか?ホームページを作ってから5年以上経つけれど、「まだ使える気もするし…」とリニューアルの決断ができない同業他社のサイトがどんどんきれいになっていて、うちのサイトだけ古く見えていないか不安制作会社から「そろそろリニューアルを」と言われたが、本当に必要なのか...

カテゴリー
サイト制作・リニューアル
公開日
2025/7/28
読了目安
約17分
タグ
経営者向け, リニューアル検討中

こんなお悩みはありませんか?

  • ホームページを作ってから5年以上経つけれど、「まだ使える気もするし…」とリニューアルの決断ができない
  • 同業他社のサイトがどんどんきれいになっていて、うちのサイトだけ古く見えていないか不安
  • 制作会社から「そろそろリニューアルを」と言われたが、本当に必要なのか判断材料がない
  • 予算も人手も限られているので、「作り直すべきか」「部分的に直すべきか」を迷っている
  • 経営陣と現場(広報・Web担当)で、ホームページの優先度や課題認識がかみ合っていない

ホームページのリニューアルは「何年たったら必ずやるもの」ではなく、会社の状況・お客さまの変化・技術面の安全性など、いくつかの視点から総合的に判断する必要があります。

この記事でお伝えしたいことの全体像

最初に、この記事の結論をざっくりお伝えします。

  1. 「何年ごと」が正解ではないが、目安は3〜5年
    デザインや技術、ビジネス環境の変化を考えると、多くの企業では3〜5年ごとに大きな見直しが必要になることが多いです。ただし、「年数」だけで決めるのは危険で、内容や目的が十分に機能しているなら5年以上使える場合もあります。
  2. 変え時かどうかは「チェックリスト」で客観的に判断できる
    • 会社のサービス内容や強みが変わっているのに、サイトに反映されていない
    • スマホで見づらい・読みづらい
    • セキュリティや表示速度など、技術面での不安がある
      …といったポイントをチェックすれば、「今すぐリニューアル」「部分的な改善でOK」「もう少し様子見」など、おおよその方向性が見えてきます。
  3. フルリニューアルだけが選択肢ではない
    予算や人手が限られている中小企業では、
    • トップページ+お問い合わせまわりだけ優先的に刷新する
    • まずは写真・文章・導線を見直す
      といった部分リニューアルや段階的な改善が現実的な選択肢になることも多いです。

Design PEPEでは、こうした「そもそも、今は何をすべきか?」という整理から一緒に考え、フルリニューアルか部分改善かも含めてご提案しています。


ホームページをリニューアルする「タイミング」の考え方

「何年ごと?」の目安はあるけれど、年数だけで決めない

まず、多くの方が気になっているであろう「何年ごとが普通ですか?」という問いについてです。

一般的には、

  • 3年 … デザインやスマホ対応、検索エンジンの仕様などが大きく変わり始めるタイミング
  • 5年 … ビジネス環境・サービス内容・競合状況なども含めて、全体の見直しが必要になることが多いタイミング

と言われることが多く、「3〜5年で一度はリニューアルを検討する」のが一つの目安です。

ただし大事なのは、

  • 「古い=ダメ」という単純な話ではない
  • 「年数が経った=必ず作り直すべき」ということでもない

という点です。

  • コンテンツがしっかりしていて、スマホでも使いやすく、問い合わせにもつながっている
  • セキュリティや表示速度の面でも問題がない
    という状態であれば、5年以上運用しているサイトでも「まだ十分使える」という判断になるケースもあります。

逆に、公開から2〜3年しか経っていなくても、ビジネスが大きく変わった場合はリニューアルが必要になることもあります。

判断軸は「ビジネス」「お客さま」「技術」の3つ

リニューアルのタイミングを考えるときは、次の3つの視点でチェックすると整理しやすくなります。

  1. ビジネスの変化
    • 新しいサービス・事業を始めた
    • 反対に、やめたサービスがある
    • ターゲットとするお客さま像(業種・規模・エリアなど)が変わった
    • 会社の強み・方針・メッセージを見直した
  2. お客さまの行動の変化
    • お客さまがスマホからアクセスする割合が増えている
    • 比較検討に使うサイト(競合・口コミなど)が変わってきた
    • 採用であれば、応募者がチェックするポイントが変化している
  3. 技術・環境の変化
    • スマホ対応が不十分、もしくはしていない
    • 表示速度が遅くなっている
    • セキュリティや常時SSL(https化)に不安がある
    • CMS(WordPressなど)が古く、トラブルが増えてきている

この3つのうち2つ以上に「変化」や「不安」がある場合は、リニューアルや大きめの改善を検討するサインと考えてよいでしょう。

「リニューアル検討フェーズ」と「実行フェーズ」を分けて考える

もうひとつのポイントは、リニューアルを

  • 検討フェーズ(課題整理・目的のすり合わせ)
  • 実行フェーズ(制作・公開・運用)

の2段階に分けて考えることです。

「そろそろ変えた方がいいかも…」と感じたときに、
いきなり見積もりを集めたりデザインの話をしたりすると、

  • 社内で目的や優先順位が整理されていない
  • 結局、何をもって成功とするのか曖昧
  • 制作会社ごとの提案がバラバラで比較しづらい

といった状態になりがちです。

まずは検討フェーズとして「現状の棚卸し」と「目的の整理」から始める
このスタンスを持っていただくだけで、リニューアルの失敗リスクはかなり減ります。


リニューアルの変え時を見極めるチェックリスト

ここからは、実際に「変え時かどうか」を判断するためのチェック項目をご紹介します。
できれば、経営者・広報/Web担当・現場のリーダーなど、複数人で一緒に見ていただくと認識合わせにも役立ちます。

コンテンツ(情報内容)に関するチェック

【会社・サービスの情報】

  • 掲載している事業内容・サービス内容が現在とズレている
  • 主力商品・サービスが変わったのに、サイトのメイン訴求が古いまま
  • 料金体系やプランが変わったのに、反映されていない
  • すでに終了したキャンペーンや取り扱い終了商品が、そのまま掲載されている

【実績・お客さまの声】

  • 事例や実績が、5年以上前のものばかり
  • 「最近の強み」を示せる事例が載っていない
  • 実績の写真や説明が少なく、魅力が十分に伝わっていない

【採用情報】(採用も兼ねているサイトの場合)

  • 募集職種や待遇などが実態と違っている
  • 社員の顔や雰囲気が分かる情報がほとんどない
  • 更新日が数年前のままで、「採用しているのかどうか」も分かりにくい

これらに複数チェックが付く場合、
「情報が古く、お客さまとのギャップが大きい状態」になっている可能性があります。

デザイン・使いやすさ(UI/UX)に関するチェック

【見た目・印象】

  • 同業他社サイトと比べて、明らかに古く見える
  • 文字が小さく、行間も詰まっていて読みづらい
  • 写真のサイズや画質がバラバラで、安っぽく見えてしまう
  • トップページに情報が詰め込まれすぎていて、どこを見ればいいか分からない

【スマホ・タブレット対応】

  • スマホで見たとき、文字やボタンが小さすぎる
  • 指でタップしづらいリンクが多い
  • スマホ表示だと横スクロールが出てしまう
  • PCでの見え方だけを前提に作られている

【導線・分かりやすさ】

  • 「お問い合わせ」や「資料請求」など、してほしい行動への導線が分かりにくい
  • サービス・料金・会社概要など、よく見られるページにすぐたどり着けない
  • メニューの言葉が分かりにくく、お客さま目線になっていない

デザインについては好みの部分もありますが、
「読みやすさ」「分かりやすさ」「使いやすさ」の観点でチェックすると判断しやすくなります。

技術・セキュリティまわりのチェック

【基本的な技術面】

  • URLが「http://」から始まっていて、「https://」になっていない(常時SSL未対応)
  • 表示速度が遅く、読み込みにストレスを感じる
  • 古いプラグインやシステムのまま長年更新していない
  • スマホ対応(レスポンシブデザイン)になっていない

【セキュリティ・トラブル面】

  • 過去にウイルス感染や改ざんなどのトラブルがあった
  • 制作当時の担当者がおらず、今の状態を把握できる人が社内にいない
  • バックアップの有無や方法が分からない

これらは、リニューアルを後回しにするとリスクが高まる部分です。
特に「https化されていない」「スマホ非対応」は、信用面や検索結果にも影響しやすいため、優先度高めに検討したいポイントです。

社内体制・運用面のチェック

最後に、意外と見落とされがちなのが「社内体制」です。

  • 更新したいときに、誰に頼めばいいか分からない
  • 制作会社に依頼しないと、ちょっとした修正もできない
  • Web担当者が忙しすぎて、ホームページの話をする時間が取れていない
  • そもそも、アクセス数や問い合わせ数などの数字を把握できていない

これらに当てはまる場合、
リニューアルと同時に「運用体制の見直し」もセットで考えると、せっかく作り直したサイトを活かしやすくなります。


予算や社内リソース別のリニューアルの選択肢

「チェックリストを見たら、課題だらけで不安になった…」という方もいらっしゃるかもしれません。
ただ、リニューアルはフルリニューアルだけが選択肢ではありません。

ここでは、予算や体制に応じた現実的な選び方をご紹介します。

選択肢1:フルリニューアル(構成からデザインまで一新)

こんな場合に向いています

  • 会社の事業内容や強みが大きく変わっている
  • スマホ非対応・SSL未対応など、技術的な古さが目立つ
  • 情報構成から見直して、集客や採用にも本格的に活用したい
  • 旧サイトの構造が複雑すぎて、部分改修より作り直した方が早い

メリット

  • 目的に合わせて、情報構成・導線・デザインをゼロから設計できる
  • 技術的な土台(CMS・セキュリティ・表示速度など)を整えやすい
  • 「新しいホームページ公開」をきっかけに、社内外へメッセージを発信しやすい

注意点

  • どうしても費用・期間は大きくなりがち
  • 社内の準備(写真・原稿・採用情報など)もそれなりに必要

選択肢2:重要ページの「部分リニューアル」

こんな場合に向いています

  • 予算も人手も限られているが、今のままではさすがにまずいと感じている
  • 特に「トップページ」と「お問い合わせ・資料請求まわり」が弱いと感じている
  • 今あるコンテンツを活かしながら、要所をきちんと整えたい

具体的な例

  • トップページ+サービス紹介ページだけを新デザイン・新構成にする
  • 採用情報まわりだけ、写真やインタビューを追加して強化する
  • お問い合わせフォームと導線だけを見直し、反応率アップを狙う

メリット

  • フルリニューアルより費用と期間を抑えやすい
  • 社内の負担も減らしつつ、「ちゃんと整った印象」を出しやすい
  • 効果が出やすい部分から優先的に改善できる

選択肢3:リニューアル前の「改善・運用強化」

こんな場合に向いています

  • すぐに大きな予算は出せないが、少しずつでも良くしていきたい
  • まずは現状のホームページをうまく活かし切れていないと感じている
  • 将来的なリニューアルに向けて、今から準備しておきたい

具体的な取り組み

  • 情報が古いページの修正・削除・整理
  • 実績紹介やブログなど、コンテンツの追加
  • GoogleビジネスプロフィールやSNSとの連携強化
  • アクセス解析を見ながら、「よく見られているページ」の改善

こうした「改善と運用の強化」だけでも、問い合わせが増えたり、採用の応募につながったりすることは十分あります。

Design PEPEでは、
「すぐにフルリニューアルは難しいけれど、今あるサイトを活かしながらできることから始めたい」
というご相談もよくいただきます。


四日市・三重の中小企業でよくあるお悩みと対処の方向性

よくあるお悩み1:紹介・既存客が中心で、ホームページの優先度が低かった

四日市や三重県内の企業では、

「紹介で仕事が回っているから、ホームページは最低限でいい」

という会社も少なくありません。

しかし、最近は

  • 紹介を受けたお客さまが、念のためホームページを確認してから問い合わせる
  • 採用応募者が、求人票とあわせて会社サイトをチェックする

というケースが増えています。

この場合、
「集客のためのガツガツしたホームページ」ではなく、

  • どんな会社かが分かる
  • どんな仕事をしているかが伝わる
  • どんな人たちが働いているのか雰囲気が分かる

といった信頼の土台づくりとしてのリニューアルが有効です。

よくあるお悩み2:社長と担当者で、ホームページの優先度がズレている

  • 社長:普段は忙しく、ホームページの細かいことにまで意識が向きにくい
  • 担当者:現場としては「このままではまずい」と感じている

という状態も、よく見られます。

この場合は、

  1. 担当者が、チェックリストを使って現状を整理
  2. 「今すぐフルリニューアル」ではなく、
    • 「最低限ここだけは直したい」
    • 「将来的にこういう姿を目指したい」
      というステップ分けした提案を用意する

といった形で社長と共有すると、話が通りやすくなります。

Design PEPEでは、社長・担当者・現場の視点を調整しながら、
「今できるベストな一歩はどこか?」を一緒に考える役割も大切にしています。

よくあるお悩み3:制作会社に言われるままに判断してしまう

「制作会社から『そろそろリニューアルした方がいいですよ』と言われたけれど、
本当に必要なのか分からないまま話が進んでしまった」というご相談もあります。

  • 制作会社の言っていることが正しいのか
  • 自社にとって何が優先度が高いのか
  • その金額が妥当なのか

といった点は、会社側が判断軸を持っていないと、比較が難しいものです。

そんなときにこそ、この記事のような

  • リニューアルのタイミング
  • チェックリスト
  • 選択肢(フル・部分・改善)

を参考にしていただき、
「自社として何を重視するか」を整理したうえで、制作会社と話すことをおすすめします。


Design PEPEがホームページリニューアルでお手伝いできること

Design PEPEは、三重県四日市市を拠点とする個人事業のWeb制作事務所です。
ホームページ制作だけでなく、SEOやデザイン(ロゴ・紙・Web)まで一貫して相談できるのが特徴です。

リニューアルを検討されている方には、次のようなかたちでお手伝いが可能です。

1. 現状診断と「変え時かどうか」の整理

  • 今のホームページを一緒に見ながら、
    • コンテンツ
    • デザイン・使いやすさ
    • 技術・セキュリティ
    • 運用体制
      の4つの視点で現状を診断します。
  • 「今すぐフルリニューアルか」「部分的な改善で十分か」「まずは運用強化か」など、
    自社に合った優先順位を一緒に整理します。

2. 目的に合わせたリニューアル計画づくり

  • 集客を強化したいのか
  • 採用を強くしたいのか
  • 既存のお客さまや取引先への信頼感を高めたいのか

といった目的別に、「どのページをどの程度見直すべきか」を一緒に決めていきます。

「何から話せばいいか分からない」という段階でも大丈夫です。
ヒアリングを通じて、頭の中のイメージを整理しながら形にしていきます。

3. 制作だけでなく、その後の運用もサポート

  • WordPressを使った更新しやすい仕組みづくり
  • ブログやお知らせの続け方のアドバイス
  • 必要に応じたSEOの基本的な対策

など、公開後の運用も含めた長期的な伴走支援を大事にしています。


この記事の振り返りと、最初の一歩

最後に、この記事のポイントを振り返ります。

  • ホームページのリニューアルは、「3〜5年で検討」が一つの目安だが、年数だけで決めるのは危険
  • 「ビジネス」「お客さま」「技術」の3つの視点でチェックすると、変え時かどうかが客観的に判断しやすい
  • フルリニューアルだけでなく、部分リニューアルや改善・運用強化という選択肢もある
  • 社長・担当者・現場の認識を合わせるために、チェックリストを活用して課題を見える化すると話が進みやすい
  • Design PEPEは、三重県四日市市を拠点に、「何から相談したらいいか分からない」状態の整理から伴走することを大切にしている

「うちのホームページ、そろそろ変え時かな?」と感じた方は、
まずはこの記事のチェックリストを社内で共有し、
「今、何に一番困っているのか」「どこから変えたいのか」を簡単にメモしてみてください。

そのうえで、

  • 現状診断だけしてほしい
  • フルリニューアルか部分リニューアルかを一緒に考えてほしい
  • 運用も含めて長く付き合えるパートナーを探している

といったお気持ちが少しでもあれば、
Design PEPEまで、どうぞお気軽にご相談ください。
オンライン・対面ともに、四日市市および周辺エリアの中小企業・個人事業主さまのご相談をお待ちしています。

この記事についてよくある質問

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カテゴリ「サイト制作・リニューアル」に関する内容で、こんなお悩みはありませんか?ホームページを作ってから5年以上経つけれど、「まだ使える気もするし…」とリニューアルの決断ができない同業他社のサイトがどんどんきれいになっていて、うちのサイトだけ古く見えていないか不安制作会社から「そろそろリニューアルを」と言われたが、本当に必要なのか...
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