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採用サイト・求人

求人媒体だけに頼らない採用へ。中小企業こそ採用サイトを持つべき理由

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この記事の要点

こんなお悩みはありませんか?ハローワークや求人サイトに出しても、なかなか応募が来ない・すぐに辞めてしまう採用にお金をかけても「どんな会社か分からない」と言われ、選考辞退されてしまう毎回求人票を書くたびに、同じような説明しかできずモヤモヤしている「うちは大企業じゃないから、採用サイ...

カテゴリー
採用サイト・求人
公開日
2025/7/4
読了目安
約14分
タグ
経営者向け, 採用

こんなお悩みはありませんか?

  • ハローワークや求人サイトに出しても、なかなか応募が来ない・すぐに辞めてしまう
  • 採用にお金をかけても「どんな会社か分からない」と言われ、選考辞退されてしまう
  • 毎回求人票を書くたびに、同じような説明しかできずモヤモヤしている
  • 「うちは大企業じゃないから、採用サイトなんて大げさかな」と感じている
  • 四日市や三重県内で長く働いてくれる人を採りたいが、どう情報を出せばいいか分からない

多くの中小企業では、採用といえば 「ハローワーク」「大手求人媒体」「紹介会社」 が中心になりがちです。
もちろんそれらは今でも大切な手段ですが、それだけに頼っていると、

「給与や条件だけで比べられてしまう」
「どんな会社なのか、ほとんど伝えられていない」

といった悩みにぶつかりやすくなります。

そこで今、規模の小さな会社でも注目されているのが 「自社の採用サイト(採用ページ)」 です。
大げさなものではなくても、自社のホームページの中に「採用情報」「一緒に働く仲間募集」といったコーナーをしっかり用意するだけで、採用の”土台”が大きく変わってきます。

この記事では、四日市・三重県周辺の中小企業の経営者・広報担当・Web担当者の方向けに、

  • なぜ今、中小企業こそ採用サイトが必要なのか
  • 採用サイトで最低限伝えるべき内容
  • まず何から始めればいいか、現実的な進め方

を、できるだけ専門用語を使わずにお伝えします。
読み終わるころには、「うちも採用ページを整えてみようかな」と、最初の一歩がイメージできる状態になっていただけるとうれしいです。


この記事でお伝えしたいことの全体像

最初にこの記事のポイントを3つにまとめると、次のとおりです。

  1. 採用サイトは「応募を増やす」だけでなく、「ミスマッチを減らす」ためにも必要な情報インフラ
  2. 中小企業でも、ホームページ内に小さくてもよいので「採用ページ」を持つことで、求人媒体からの流入を活かせる
  3. 最初から立派な特設サイトを作らなくても、「会社の考え方」「人と仕事の中身」「応募の流れ」を自社の言葉で載せるところから始めれば十分

このあと、

  • なぜ求人媒体だけでは限界があるのか
  • 採用サイトで「何を」「どこまで」伝えるべきか
  • 四日市の中小企業が無理なく始めるためのステップと、Design PEPEがお手伝いできること

を順番に整理していきます。


なぜ今、中小企業に採用サイトが必要なのか

求人媒体頼みの採用には限界がある

ハローワークや大手求人サイトは、多くの求職者に情報を届けられるという点で、今でも非常に有効な手段です。
一方で、中小企業側から見ると次のような限界もあります。

  • ほかの求人と同じフォーマットで表示されるため、差別化が難しい
  • 「給与」「勤務時間」「勤務地」など、数字だけで比較されやすい
  • 掲載できる文字数や写真の点数に制限があり、会社の空気感が伝えきれない

求職者側も、求人票に「気になる」と思ったタイミングで、ほぼ必ず 「会社名で検索」 をします。
そのときに、

  • ホームページはあるけれど、採用情報がほとんどない
  • 数年前の情報で止まっていて、今の様子が分からない
  • 会社の雰囲気や人柄が伝わる材料がない

という状態だと、せっかく興味を持ってもらっても応募に至らない、ということが起こりやすくなります。

求人票だけでは伝わらない「会社の中身」

応募者が知りたいのは、求人票に書かれた条件だけではありません。

  • 実際にどんな人たちと仕事をするのか
  • どのくらいの裁量や責任を持って働けるのか
  • その会社で働くことで、どんな成長やキャリアが描けるのか
  • 地域の中でどんな役割を果たしている会社なのか

こうした「会社の中身」にあたる部分は、求人媒体だけではどうしても表現しきれません。

そこで、自社のホームページ内に採用サイト(採用ページ)を用意し、

「うちの会社は、こういう考え方で仕事をしている」
「こういう人と一緒に働きたい」

という情報を、自分たちの言葉で伝えていくことが大切になります。

四日市・地方の中小企業こそ、情報発信が武器になる

四日市や三重県の中小企業の経営者の方とお話していると、

  • 「うちは地味な仕事だから、若い人には響かないのでは」
  • 「大企業と比べられると、どうしても条件で負けてしまう」

といった声をよく耳にします。

しかし実際には、

  • 安定した地元企業で、家族の近くで働きたい
  • 1人ひとりの顔が見える規模の会社で働きたい
  • 製造業や専門的な技術に興味がある

といった理由で、中小企業を志望する人も決して少なくありません。
問題は、その「良さ」が外から見えにくいことです。

採用サイトは、まさにこの 「見えにくい良さ」 を丁寧に言語化し、写真やストーリーで伝えていくための場所です。
条件面だけでなく、会社の姿勢や人柄に共感してくれる人からの応募を増やすことで、結果的にミスマッチや早期離職のリスクも減らしていくことができます。


採用サイトで伝えるべき5つの情報

「必要性は分かったけれど、実際には何を書けばいいのか?」
ここからは、採用サイトで最低限押さえたい5つの情報を整理していきます。

1. 会社のミッション・事業内容(なぜこの仕事をしているのか)

まずは、「この会社は何のために存在しているのか」を伝える部分です。

  • どんなお客様に、どんな価値を提供しているのか
  • 四日市・三重の中で、どんな役割を担っているのか
  • 大切にしている考え方や、仕事を通じて目指していること

ここは、堅苦しい理念を長々と書く必要はありません。
むしろ、経営者や現場のリーダーが普段から口にしている言葉をベースに、

「うちの会社は、こういう想いで仕事をしています」

と、シンプルにまとめることがポイントです。

2. 仕事内容の具体的イメージ(1日の流れ・年間スケジュール)

次に大切なのが、実際の仕事のイメージ ができる情報です。

  • 1日の流れ(朝礼〜終業までのざっくりとしたタイムライン)
  • 繁忙期・閑散期の違い(製造業・建設業・サービス業など)
  • 入社後、どのような業務からスタートするのか

例えば製造業であれば、

  • 「フォークリフト免許が必要かどうか」
  • 「機械操作が中心なのか、検査や梱包が中心なのか」

といった具体的なイメージがあるだけでも、応募側の不安はかなり減ります。

「専門用語だらけの難しい説明」ではなく、
「未経験の人が読んでも、なんとなく1日を想像できる」 文章を意識すると良いでしょう。

3. 一緒に働く人・職場の雰囲気(社員紹介・写真)

採用サイトの中でも、応募者がよく見るのが 「人」 に関する情報です。

  • 先輩社員のインタビュー(入社のきっかけ・今やっている仕事・やりがいなど)
  • 工場やオフィスの写真、日常の様子が伝わるスナップショット
  • 小規模な会社であれば、社長や幹部の顔が分かる写真

ここで大切なのは、「かっこよく見せること」よりも、「実際の雰囲気に近いこと」 です。

  • いつもの作業風景を写した写真
  • 昼休みの様子や、ちょっとした社内イベントの写真
  • 社員同士の距離感が伝わるエピソード

こうした情報は、求人票だけでは伝えきれない「この会社ならやっていけそうか」という感覚に直結します。

4. 働き方・制度・キャリアステップ(条件だけで終わらせない)

もちろん、給与や休日数・各種手当といった 条件面の情報 も必要です。
ただし、「月給◯◯円〜」「年間休日◯◯日」といった数字だけで終わらせず、次のような視点も加えていきたいところです。

  • どんなスキルや資格が身につくのか
  • 経験を積むことで、どのような役割を担っていけるのか
  • 評価や昇給の考え方(ざっくりとしたイメージだけでもOK)
  • 育児・介護・副業など、働き方に関する会社のスタンス

中小企業の場合、制度としては整っていなくても、実態として柔軟に対応していることも多くあります。
そうした「実情」に近い運用があれば、できる範囲で採用サイトに書いておくと、応募者にとって安心材料となります。

5. 応募フロー・応募後の流れ(不安を減らすために)

最後に、意外と忘れがちなのが 「応募から入社までの流れ」 です。

  • 応募はメール・フォーム・電話のどれでもOKなのか
  • 書類選考 → 面接は何回くらいか → 内定までのおおよその期間
  • 面接ではどのようなことを話すつもりか(双方向の対話であることを伝える)

求職者は、「応募したあとにどうなるか分からない」と不安に感じていることが多いものです。
応募のハードルを下げるためにも、

「まずはカジュアル面談からでも大丈夫です」
「いきなり本選考ではなく、会社説明だけ受けることも可能です」

といった一言を添えるだけでも印象は変わります。


採用サイトを始めるときの進め方と注意点

まずは小さく「採用ページ」からでもOK

「採用サイト」というと、大手企業のような立派な特設サイトをイメージしてしまいがちですが、
中小企業の場合、最初はホームページの中に 1〜3ページ程度の「採用コンテンツ」 を用意するだけでも十分です。

例えば、

  • 採用トップページ(会社の考え方・メッセージ)
  • 職種ごとの紹介ページ(例:製造職/営業職/事務職)
  • 社員インタビューページ(余裕があれば)

という3構成を目標にしつつ、
最初は「採用トップ+代表メッセージ+募集要項」の1ページからスタートする、という進め方も現実的です。

大切なのは、「完璧なものを一気に作ろうとしない」 こと。
まずはコアになるメッセージと最低限の情報を載せ、その後少しずつ写真やインタビューを追加していくイメージで考えると、社内の負担も抑えられます。

経営者・現場・広報が一緒に考える

採用サイトづくりは、Web担当者だけでは完結しません。

  • どんな人を採りたいのか → 経営者・幹部の考え
  • 実際の仕事の内容や大変さ → 現場の社員の声
  • 見せ方・読みやすさ → 広報・Web担当の工夫

これらをうまく組み合わせていく必要があります。

Design PEPEがご一緒するときも、

  • 経営者・採用担当者へのヒアリング
  • 必要に応じて、現場メンバーへの簡単なインタビュー
  • ヒアリング内容をもとにした文章のたたき台作成

といった流れで、「社内の頭の中にある情報を言葉にしていく」 お手伝いをすることが多いです。

「誰が何を話せばいいか分からない」という場合でも、こちらで質問項目を準備して進行しますので、社内調整の負担をある程度減らすことができます。

自社ホームページとのつながりと、Design PEPEの伴走支援

採用サイトを作るときにもう1つ大事なのが、既存のホームページとの一体感 です。

  • 会社概要や事業紹介ページとの情報を矛盾なく整える
  • お客様向けの情報と、求職者向けの情報をうまく分けつつも、世界観は揃える
  • 将来の事業展開や採用計画にも耐えられる構成を考える

このあたりは、「会社全体のホームページ戦略」とも関わってきます。

四日市のWeb制作事務所であるDesign PEPEでは、

  • 既存サイトがある場合:今の構成を活かしながら採用ページを追加・強化する
  • これからサイトを作る場合:コーポレートサイトと採用コンテンツを、最初からセットで設計する

といった形で、会社全体の情報発信の中に採用サイトを位置づける ことを意識しています。

採用サイトを作って終わりではなく、

  • 採用状況の変化に合わせた情報更新
  • 実際の応募者の声を踏まえたメッセージの見直し
  • 必要に応じた写真の追加撮影やインタビュー

など、長期的な伴走も含めてサポートしていくスタンスです。


この記事の振り返りと、最初の一歩

最後に、この記事の内容を簡単に振り返ります。

  • ハローワークや求人媒体だけに頼る採用では、条件面だけで比較されやすく、会社の中身や魅力が伝わりにくい
  • 採用サイト(採用ページ)は、
    1. 会社のミッション・事業内容
    2. 仕事内容の具体的イメージ
    3. 一緒に働く人・職場の雰囲気
    4. 働き方・制度・キャリアステップ
    5. 応募フロー・応募後の流れ
      といった情報を、自社の言葉で伝えるための場所
  • 中小企業でも、最初から立派な特設サイトを目指す必要はなく、ホームページ内に1〜3ページほどの採用コンテンツを設けるところから始めれば十分
  • 採用サイトづくりは、経営者・現場・広報が一緒に考えることで、「無理のない採用」と「ミスマッチを減らす採用」 を実現しやすくなる
  • Design PEPEは、四日市を拠点に、
    既存サイトの状況を踏まえた採用ページの追加・リニューアル、ヒアリングと原稿作成、写真・デザインまでを一貫してサポート
    し、長期的な伴走支援を大切にしている

もしこの記事を読んで、

「うちも求人媒体だけに頼らない採用の土台を作りたい」
「今のホームページに、どんな採用ページを足せばいいか相談したい」

と感じていただけたら、まずはライトなご相談からでも大丈夫です。

「まだ採用計画が固まっていない」「とりあえず情報を整理したい」という段階でも問題ありません。
四日市・三重周辺で採用に課題を感じている方は、ぜひ一度、Design PEPEのお問い合わせフォームやLINEからお気軽にご連絡ください。

御社の事業や採用の状況をお聞きしながら、「今の規模・予算感の中でできる、一番現実的な採用サイトの形」 を一緒に考えていければと思います。

この記事についてよくある質問

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