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採用サイトに何を書けばいい?応募者が知りたい情報と伝え方のポイント

約15分で読めます
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この記事の要点

こんなお悩みはありませんか?ハローワークや求人媒体には載せているが、自社の採用サイトには何を書けばいいか分からない会社紹介っぽい文章だけで、「応募したくなる内容になっている自信がない」社員インタビューや写真を載せたものの、これで十分なのか不安経営者と担当者で、「何をアピールしたい...

カテゴリー
採用サイト・求人
公開日
2025/7/25
読了目安
約15分
タグ
経営者向け, 採用, Web担当者向け

こんなお悩みはありませんか?

  • ハローワークや求人媒体には載せているが、自社の採用サイトには何を書けばいいか分からない
  • 会社紹介っぽい文章だけで、「応募したくなる内容になっている自信がない」
  • 社員インタビューや写真を載せたものの、これで十分なのか不安
  • 経営者と担当者で、「何をアピールしたいか」がかみ合っていない
  • 四日市・三重エリアでの採用競争が厳しくなり、差別化の必要性を感じている

最近の調査では、応募前に企業のホームページや採用サイトを確認する求職者は8割前後とされています。
つまり、求人広告だけでなく、「自社サイトに何を書くか」が採用成功の分かれ目になりつつあります。

とはいえ、中小企業・地方企業の場合、

  • 書けるほどのネタがない気がする
  • 立派な採用専用サイトを作る予算はない
  • 採用にそこまで人手を割けない

という現実もありますよね。

この記事では、三重県四日市市および周辺エリアの中小企業のために、

  • 応募者が本当に知りたい情報は何か
  • 採用サイトに最低限入れておきたいコンテンツ
  • 小さな会社でも無理なく書ける伝え方の工夫

を整理してお伝えします。


この記事でお伝えしたいことの全体像

先に、この記事のポイントを3つにまとめます。

  1. 「採用サイト 何を書けばいい?」の答えは、会社が伝えたいことではなく「応募者が知りたいこと」から逆算することです。
    多くの調査で、求職者は「具体的な仕事内容」「働き方」「給与・福利厚生」「職場の雰囲気」「会社の方向性」などを重視するとされています。
  2. 採用サイトに最低限ほしいのは、
    ①仕事内容 ②働き方・待遇 ③職場の人・雰囲気 ④会社の理念・事業内容 ⑤求める人物像 ⑥募集要項 ⑦選考フロー・よくある質問
    の7つです。写真やインタビューは「飾り」ではなく、これらの中身を補強する役割と考えると整理しやすくなります。
  3. 四日市・周辺エリアの中小企業なら、
    「地域密着でどんな価値を提供している会社か」「小さな会社だからこそできる働き方や距離感」を丁寧に言葉にすることが、採用の武器になります。

Design PEPEでは、こうした考え方をもとに、
「何を書けばいいか」の整理から原稿づくり・採用ページの設計まで伴走支援を行っています。


応募者が本当に知りたいのは何か?会社とのギャップを知る

まずは、「会社が書きたがる情報」と「応募者が知りたい情報」のギャップを整理してみます。

会社が書きがちなこと・応募者が知りたいこと

採用ページを見ていると、つい次のような情報に偏りがちです。

  • 会社の歴史や実績(創業○年・取引先・売上規模など)
  • 経営者の想いや理念
  • 受賞歴・導入事例
  • 立派なオフィス写真 …など

もちろんこれらも大事ですが、求職者側のアンケートを見ると、
最も重視されているのは「具体的な仕事内容」で、次に「企業情報」「福利厚生」「働き方」などが続くことが多いと報告されています。

さらに、別の調査では「具体的な仕事の内容」「職場の雰囲気・人間関係」「給与・福利厚生」「求める人物像」「企業理念・事業内容」といった項目が、求職者が知りたい情報として挙げられています。

ポイントは、「会社のアピール」ではなく「入社後の自分のイメージ」ができるかどうかです。

まず押さえたい、求職者が重視する5つの情報

採用サイトで特に意識したいのは、次の5つです。

  1. 具体的な仕事内容・1日の流れ
    • どんな業務を、どのくらいの裁量で任されるのか
    • 1日のタイムスケジュールのイメージ
  2. 働き方(勤務時間・休日・残業・テレワークなど)
    • 「定時は何時で、実際はどのくらいの残業があるか」
  3. 給与・昇給・賞与・福利厚生
    • モデル年収例や昇給のイメージ
  4. 職場の雰囲気・人間関係・チーム構成
    • どんな年代が多いのか、どんなタイプの人が活躍しているのか
  5. 会社の方向性・将来像(理念・ビジョン・事業内容)
    • 今後どこを目指している会社なのか

この5つがしっかり伝わるだけでも、
「他の求人との違い」が見えやすくなり、応募のモチベーションが高まりやすくなります。


採用サイトに最低限入れたい7つのコンテンツ

ここからは、「採用サイト 何を書けばいい?」に対する具体的な答えとして、
最低限入れておきたい7つのコンテンツを整理します。

1. 仕事内容・1日の流れ

最初に力を入れたいのが、仕事内容の説明です。

書くときのポイント

  • 「○○業務を担当します」だけで終わらせず、
    • 1日の流れ(例:8:30出社 → 朝礼 → 現場訪問 → 事務作業 → 退社)
    • 1週間・1ヶ月単位での仕事のサイクル
      をイメージできるように書く
  • 未経験者・経験者どちらを想定しているかを明確にする
  • チームで動くのか、個人で完結する仕事なのかを伝える

求職者の多くが「仕事内容」を最重視しているというデータもあり、ここを曖昧にすると他社に流れてしまいやすくなります。

2. 働き方・待遇(勤務時間・休日・給与・福利厚生)

次に大切なのが、働き方と待遇の情報です。

盛り込みたい項目の例

  • 勤務時間(始業・終業・休憩時間)
  • 残業時間の目安(繁忙期・通常期)
  • 休日・休暇(週休制・年間休日の目安・有休の取りやすさ)
  • 給与(初任給・モデル年収・昇給・賞与の考え方)
  • 各種手当・福利厚生(通勤手当・資格手当・退職金・社宅など)

細かい数値まで正確に出す必要はありませんが、
「だいたいどんな感じか」が分かるレベルの具体性は欲しいところです。

3. 職場の人・雰囲気(社員紹介・座談会・写真)

待遇が良くても、「どんな人たちと働くのか」が見えないと応募にはつながりづらいものです。

コンテンツの例

  • 社員インタビュー(入社の理由・今の仕事・やりがい・今後の目標)
  • チーム紹介(営業3名・施工5名・事務2名 など、人員構成)
  • 社内イベントや日常の写真(不自然に“盛った”写真より、リアルな日常を)

最近の求職者は、企業サイトで「求人票の裏側にあるリアル」を確かめたいと考えていると言われます。
その意味でも、写真やインタビューはとても大事な要素です。

4. 会社の事業内容・理念・今後の方向性

「どんな仕事をするか」と同じくらい、
「どんな会社で、どこに向かっているのか」も重要な判断材料になります。

書くときのポイント

  • 事業内容を難しい専門用語ではなく、一般の人にも分かるように説明する
  • 三重・東海エリアの中で、どんなポジション・役割を担っている会社なのか
  • 今後力を入れていきたい事業や取り組み

応募者は、「この会社で働くことの意味」を知りたがっています。
経営状況や将来性への不安を和らげる情報を入れるのも効果的です。

5. 求める人物像・歓迎する経験

「どんな人に来てほしいのか」が分からないと、
求職者は「自分が応募していいのか」判断がつきません。

書き方のコツ

  • 「明るく元気な人」だけで終わらせない
  • 「お客様との会話が多いので、人と話すのが苦にならない方」
    「チームで仕事をするため、報連相を大事にできる方」など、
    仕事の中身と結びつけて具体化する
  • 「必須条件」と「あると嬉しい条件」を分けて書く

ミスマッチを防ぐ意味でも、
向いていないかもしれない人の特徴をあえて書いておくのも1つの方法です。

6. 募集要項(条件・勤務地など)

これは求人媒体にも載せている情報ですが、採用サイトにもきちんとまとめておきましょう。

典型的な項目

  • 職種名(できるだけ分かりやすく)
  • 雇用形態
  • 勤務地(転勤の有無、車通勤の可否)
  • 給与・昇給・賞与
  • 勤務時間・休日
  • 試用期間の有無・条件
  • 加入保険・福利厚生

「媒体ごとに内容がバラバラ」にならないよう、
採用サイトを“情報のベース”として整理しておくイメージです。

7. 選考フロー・よくある質問

最後に、応募までのハードルを下げるための情報です。

書いておきたいこと

  • 選考の流れ(応募 → 面接回数 → 合否連絡の目安)
  • 服装・持ち物(スーツ必須か、私服可か)
  • 在職中の応募者への配慮(面接時間帯の柔軟さなど)
  • よくある質問
    • 未経験でも応募できるか
    • 車通勤はできるか
    • 残業はどのくらいあるか など

これらを明確にしておくことで、
「とりあえず聞いてみようかな」という心理的ハードルが下がります。


中小企業・地方企業だからこそ書いたほうがいいこと

次に、四日市・三重エリアの中小企業だからこそ、
採用サイトで意識して書いておきたいポイントをお伝えします。

小さな会社だからこその「距離の近さ」

大企業と比べると、中小企業の強みはやはり距離の近さです。

  • 経営者との距離が近く、会社の方針が伝わりやすい
  • 一人ひとりの裁量が大きく、成長の機会が多い
  • 部署の壁が低く、色々な仕事に関わるチャンスがある

こうした魅力は、言葉にしないと伝わりません。

「社長との距離が近い」「アットホーム」だけでなく、

  • 実際にどんな場面で社長と話す機会があるのか
  • 新人でも任せてもらえる仕事の例

など、具体的に書いてあげると伝わりやすくなります。

地域密着・事業の安定性

地方の求職者は、「地元で長く働き続けられるか」を重視する傾向があります。

  • 四日市・鈴鹿・桑名など、どのエリアの仕事が多いのか
  • 主要な取引先(業種ベースで)
  • 今後も需要が見込める事業かどうか

などを、可能な範囲で伝えてあげることで、安心感につながります。

未経験者・若手への育成方針

中小企業では、「未経験歓迎」としつつも、
現場ではなかなか育成に手が回らない…というケースもあります。

求職者側もその点を心配しているので、

  • 入社後の研修やOJTのイメージ
  • 最初の3ヶ月で身につけてほしいこと
  • 面倒を見てくれる先輩・上司の存在

など、「どう育てるつもりなのか」を採用サイトに書いておくと、
安心して応募してもらいやすくなります。


伝わる採用サイトにするための書き方・見せ方のコツ

「何を書くか」が決まったら、次はどう伝えるかです。
ここでは、難しいテクニックではなく、すぐに意識できるポイントに絞ってご紹介します。

キャッチコピーと冒頭3行で「誰向けか」をハッキリさせる

採用ページを開いて最初に目に入るのが、タイトルやキャッチコピーです。

  • 「四日市で○○をしたい方へ」
  • 「現場未経験からでも、3年でリーダーを目指せる環境です」
  • 「30〜40代の転職者が活躍している営業職の募集です」

このように、「誰に向けた募集なのか」を先に示すことで、
読み手は一気に自分ごととして読み進めやすくなります。

箇条書きと具体例で、読みやすく・イメージしやすく

長い文章が続くと、それだけで読む気が失せてしまいます。

  • 仕事内容のポイントは箇条書きにする
  • 「例えばこんな1日です」といった具体例を入れる
  • 「よくある1週間のスケジュール」など図解・表形式で見せる

など、文章だけに頼らずに伝える工夫をすると、
スマホで見ている求職者にも優しいページになります。

写真・インタビューは「盛る」のではなくギャップを減らす

採用サイトの写真や動画は、「かっこよく見せるため」のものではありません。

  • 実際のオフィス・現場の様子
  • 普段どおりの服装・表情の社員
  • 会議・作業・休憩などの日常の一コマ

など、入社後に「イメージと違った」とならない程度のリアルさが大切です。

社員インタビューも、良いことだけを書くのではなく、

  • 大変なところ
  • 入社前とのギャップ
  • 失敗した経験とそこからの成長

なども交えてもらうと、信頼度がぐっと高まります。


Design PEPEが大事にしている採用サイト制作・改善の考え方

ここからは、四日市市を拠点とするDesign PEPEが、
採用サイトや採用ページのご相談をいただいたときに大事にしていることを、少しだけご紹介します。

「何を書くか」を一緒に整理するところから

いきなりページを作り始めるのではなく、まずはヒアリングを通して、

  • どんな人に来てほしいのか
  • その人にとって、この会社で働く魅力は何か
  • 現場の社員は、どんな人と一緒に働きたいと思っているか

といった点を一緒に整理していきます。

そのうえで、

  • 既存の会社サイトのどこを活かすか
  • 採用専用のページ・コンテンツとして何を足すか

を決めていく流れです。

原稿づくりから写真・構成まで、まるごと相談できる

「中身が大事なのは分かるけれど、文章を書くのが一番しんどい…」
という声は、とてもよくお聞きします。

Design PEPEでは、

  • ヒアリングをもとにした原稿案の作成
  • 社員インタビューの質問づくり・構成案
  • 採用ページ全体の構成・導線設計

などもセットでご提案しています。

写真撮影が必要な場合も、「どんなシーンを撮るべきか」から一緒に整理し、
必要に応じてカメラマンとの連携も可能です。

公開後の改善・運用も一緒に

採用サイトは、「作って終わり」ではありません。

  • 応募者からの質問をもとに、よくある質問を追加
  • 社員インタビューを少しずつ増やしていく
  • 募集職種の変化に合わせて、内容をアップデート

といった小さな改善の積み重ねが、採用力アップにつながります。

Design PEPEは、地域に根ざしたWeb制作事務所として、
公開後も継続的に伴走しながら、一緒に採用サイトを育てていくことを大切にしています。


この記事の振り返りと、最初の一歩

最後に、この記事の内容を振り返ります。

  • 「採用サイト 何を書けばいい?」に対する答えは、
    会社が伝えたいことではなく、応募者が知りたい情報から逆算することでした。
  • 求職者が特に重視するのは、
    仕事内容・働き方・給与・職場の雰囲気・会社の方向性などであり、
    これらが具体的にイメージできるように書くことが大切です。
  • 採用サイトに最低限ほしいコンテンツは、
    ①仕事内容 ②働き方・待遇 ③職場の人・雰囲気 ④会社の理念・事業内容
    ⑤求める人物像 ⑥募集要項 ⑦選考フロー・FAQ
    の7つでした。
  • 四日市・周辺エリアの中小企業だからこそ、
    地域密着の強みや、小さな会社ならではの距離感・育成方針を丁寧に言葉にすることで、
    大企業とは違う魅力を伝えられます。
  • 文章や写真の見せ方も、「盛る」のではなくギャップを減らすことを意識すると、
    入社後のミスマッチ防止にもつながります。

「何を書けばいいかモヤモヤしていて、採用サイトが手つかずになっている…」
もし今そんな状態であれば、まずは今ある情報を一緒に棚卸しするところから始めてみませんか?

Design PEPEでは、

  • 採用サイト・採用ページの現状チェック
  • 応募者が知りたい情報の整理ワーク
  • 原稿づくり・構成案のご提案
  • 公開後の改善・運用のサポート

まで、三重県四日市市および周辺エリアの中小企業・個人事業主さまに寄り添ってサポートしています。

「まずはうちの採用ページ、どこから手を入れるべきか教えてほしい」
「求人媒体だけでなく、自社サイトも活かした採用がしたい」

そんな段階でも、もちろん大歓迎です。
お問い合わせフォームやLINEから、どうぞお気軽にご相談ください。
一緒に、応募者が“働くイメージ”を持てる採用サイトづくりを進めていきましょう。

この記事についてよくある質問

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