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少人数の中小企業でも応募が増えた採用ホームページ事例と工夫ポイント

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この記事の要点

こんなお悩みはありませんか?求人サイトに載せても応募が少なく、「そもそも母数が集まらない」と感じている採用ページを作ったが、会社概要の延長のような内容で魅力が伝わっていない気がする社員数が少なく、写真も事例も「見せられるものがない」と思い込んでいるエントリーしてくれるのは、会社の...

カテゴリー
採用サイト・求人
公開日
2025/8/11
読了目安
約13分
タグ
採用, Web担当者向け

こんなお悩みはありませんか?

  • 求人サイトに載せても応募が少なく、「そもそも母数が集まらない」と感じている
  • 採用ページを作ったが、会社概要の延長のような内容で魅力が伝わっていない気がする
  • 社員数が少なく、写真も事例も「見せられるものがない」と思い込んでいる
  • エントリーしてくれるのは、会社の雰囲気と合わない人が多く、ミスマッチに悩んでいる
  • 大企業のような立派な採用サイトは作れないが、何かできることはないか知りたい

四日市市や三重県周辺の中小企業からは、「人が採れない」「採用サイトまで手が回らない」という声をよく伺います。
とはいえ、少人数だからといって、採用ホームページをあきらめる必要はありません。

実は、社員数十名以下の会社でも、

  • 伝えるポイントを整理する
  • 見せ方を少し工夫する
  • 応募の導線を整える

といったことを行うだけで、「応募の数」と「応募者の質」の両方が変わってきた事例がたくさんあります。

この記事では、中小企業の実例をベースにしながら、

  • 少人数の会社が採用ホームページでやりがちな勘違い
  • 応募が増えた会社が共通して工夫しているポイント
  • 四日市・三重エリアの企業が、現実的にどこから手を付ければよいか

を、順番に整理してお伝えします。

結論:この記事でお伝えしたいことの全体像

先に全体像をまとめると、少人数の中小企業が採用ホームページで押さえたいポイントは、次の三つです。

  1. 「募集条件」より先に「どんな会社か」が伝わる構成にする
    仕事内容や条件だけでなく、「一緒に働く人」「仕事のやりがい」「会社の雰囲気」が分かることが大切です。
  2. 大掛かりな仕掛けより、「小さな実例とリアルな写真」を積み重ねる
    立派な動画や特設サイトがなくても、一日の流れや社員の声など、身近なコンテンツが応募の決め手になります。
  3. 応募までのハードルを下げ、「まずは話を聞いてみる」導線を用意する
    フォームや問い合わせ導線を工夫し、いきなり応募ではなく「カジュアル面談」などの選択肢を用意することも有効です。

それぞれ、実際の中小企業の事例をイメージしながら見ていきましょう。

少人数の中小企業が採用ホームページでつまずきやすいポイント

ポイント1:条件だけ並べて「どこにでもある求人」になっている

採用ページを拝見していると、よくあるパターンが次のような構成です。

  • 会社概要(所在地、代表挨拶)
  • 募集要項(募集職種、給与、勤務時間、待遇、応募方法)

もちろん、これらの情報は必要です。
ですが、これだけでは求職者から見ると「他社との違い」が分かりません。

特に中小企業の場合、

  • 会社名は有名ではない
  • 職種名も一般的(営業職、事務職、製造スタッフなど)

であることが多いため、条件だけ並べても、求人サイト上の他社に埋もれてしまいます。

少人数の会社ほど、「どんな人と、どんな雰囲気の中で働くのか」が決め手になることが多いため、募集要項の前段でそれをしっかり伝えることが重要です。

ポイント2:「見せられるものがない」と決めつけてしまう

採用ホームページの話をすると、

  • 写真にできるようなオシャレなオフィスじゃない
  • 若手社員が少なく、見栄えが良くない
  • 実績もまだまだで、事例として出せるものが少ない

といった声をよく聞きます。

しかし、応募者が知りたいのは「カッコいい写真」ではなく、「自分がここで働くイメージ」です。

例えば、

  • 現場で使っている道具や機械
  • 普段の打ち合わせ風景
  • 仕事終わりに片付けをしている様子
  • 社長の机まわりやホワイトボード

など、何気ない風景でも、求職者からすると会社のリアルが伝わる大事な素材です。

少人数だからこそ、「顔が見える」「距離の近さ」が魅力になることも多いため、「出せるものをどう活かすか」という視点に切り替えてみることが大切です。

ポイント3:応募までのハードルが高すぎる

採用ホームページを見ていて、最後の応募導線でつまずいているケースも多く見られます。

例えば、

  • エントリーフォームの項目が非常に多い
  • 職務経歴書や自己PR文を細かく要求している
  • 電話での応募のみになっていて、平日昼間にしか連絡できない

などです。

大企業であれば選考段階でしっかり絞ることが必要かもしれませんが、少人数の中小企業の場合、「まずは会って話してみたい人」に出会えるかどうかが重要です。

そのため、

  • 簡易エントリーフォーム(名前・連絡先・希望職種程度)
  • 「まずは見学・カジュアル面談」用の問い合わせフォーム
  • LINEやメールなど、応募方法の選択肢を増やす

といった工夫で、応募までの心理的なハードルを下げることが、結果的に応募数アップにつながっている事例も多くあります。

応募が増えた採用ホームページの共通点(事例ベースで整理)

ポイント1:「社員の顔」と「仕事の一日」が分かるコンテンツ

応募が増えた中小企業の採用ホームページを見ると、共通しているのが次のようなコンテンツです。

  • 社員インタビュー
    「入社理由」「今の仕事内容」「うれしかった出来事」「今後の目標」などを、写真付きで紹介。
  • 一日の流れ
    ある社員の一日を、時間軸に沿って「どんな仕事をしているか」を簡潔に紹介。
  • チーム紹介
    部署ごとの人数構成や、ざっくりした役割分担、雰囲気などを説明。

これらは、大掛かりなものではなくても構いません。

例えば、四日市の製造業の事例であれば、

  • 製造現場リーダー
  • 営業担当
  • 事務スタッフ

など、代表的な職種から一人ずつインタビューを行い、写真数枚とともに紹介するだけでも、採用ページの印象は大きく変わります。

「どこにでもある求人」から「どんな人たちと働く会社かイメージできる求人」に変わることで、応募の質も変わってきます。

ポイント2:「入社後のギャップを減らす情報」をきちんと書いている

応募が増えても、入社後のミスマッチが多いと、お互いにとって不幸です。

応募が増えている会社ほど、

  • 大変なところ、しんどいところも正直に書く
  • 求める人物像を具体的に示す
  • 向いていない人の例もさりげなく伝える

といった工夫をしています。

例えば、

  • 「外に出ることが多く、夏場は暑い現場での作業が中心です」
  • 「小さな会社なので、任される範囲も広く、柔軟に動ける方を歓迎します」
  • 「指示を待つより、自分で動きたい人の方が向いています」

といった一文があるだけでも、求職者は「この会社に自分が合うかどうか」を判断しやすくなります。

結果として、応募者数は少し減るかもしれませんが、ミスマッチが減り、定着しやすい人に出会える可能性が高まります。

ポイント3:「実績」だけでなく「これから」の話も載せている

採用ホームページは、「会社の過去と現在」だけでなく、「これからどうしていきたいか」を伝える場でもあります。

特に少人数の中小企業に応募してくれる人は、

  • 会社と一緒に成長したい
  • 自分の意見が反映される環境で働きたい
  • 地元(三重・四日市)で長く働ける環境を探している

といった思いを持っていることが多いです。

そのため、

  • これから強化したい事業やサービス
  • 数年後に目指している組織の姿
  • 新しく入る人に期待している役割

などを、社長や経営陣のメッセージとして、シンプルでもいいので言葉にしておくことをおすすめします。

採用ホームページの構成と、すぐ使えるチェックリスト

ポイント1:採用ページの基本構成イメージ

少人数の会社でも取り入れやすい、採用ページの構成例を一つご紹介します。

  • 採用トップ
    • キャッチコピー
    • 会社の雰囲気が分かる写真
    • 「どんな会社か」「どんな人と働きたいか」の短いメッセージ
  • 仕事・職種紹介
    • 主な職種ごとの仕事内容
    • 仕事のやりがい、難しさ
  • 社員インタビュー・一日の流れ
    • 代表的な職種から数名
  • 働く環境・福利厚生
    • 勤務時間、休暇、各種制度
    • 社内イベントや取り組み
  • 募集要項
    • 職種別の条件
    • 選考フロー
  • 応募・問い合わせ
    • エントリーフォームへの導線
    • 「まずは見学・相談」用の窓口

このうち、いきなり全部を完璧に作る必要はありません。
まずは「採用トップ」「募集要項」「応募・問い合わせ」の三つを整え、その後に社員インタビューや一日の流れを追加していくやり方もよくあります。

ポイント2:自社サイトを見直すためのチェックリスト

今ある採用ページを見直す際に使えるチェックリストを、簡単にご用意しました。

  • 採用トップ
    • 会社の雰囲気が伝わる写真がある
    • 「どんな人と働きたいか」が一言で書かれている
  • コンテンツ
    • 社員の顔や声が紹介されている
    • 一日の流れや仕事のイメージが伝わるページがある
    • 「大変なところ」も隠さずに触れている
  • 募集要項
    • 募集背景や、入社後に期待する役割が書かれている
    • 給与や待遇など、最低限知りたい情報がきちんと載っている
  • 応募導線
    • スマホからでも応募しやすいフォームになっている
    • 入力項目が多すぎない
    • 「まずは相談・見学」できる窓口がある

このうち、二つか三つでも改善できると、応募者にとっての印象はかなり変わります。

Design PEPEが採用ホームページでお手伝いできること

ポイント1:「採用で伝えるべきこと」の整理から伴走

三重県四日市市を拠点とするDesign PEPEでは、採用サイトを作る前に、まず次のような整理から一緒に行うことが多いです。

  • これまでの採用でうまくいった点・うまくいかなかった点
  • 欲しい人材像(年齢やスキルだけでなく、価値観や働き方)
  • 採用における自社ならではの強み(働き方、雰囲気、成長機会など)

経営者・人事担当・現場のリーダーの方々と話しながら、「採用ホームページで何を一番伝えるべきか」を整理し、それをページ構成やコピーに落とし込んでいきます。

ポイント2:写真撮影やインタビューもまとめて相談可能

採用ホームページで欠かせない、

  • 社員インタビュー
  • 一日の流れ
  • 現場やオフィスの写真

などは、制作会社任せにするのではなく、「一緒に作る」ことが大切だと考えています。

Design PEPEでは、

  • インタビューの質問項目の設計
  • 当日のヒアリングや文章化
  • 必要に応じたカメラマンの手配や撮影ディレクション

といった部分もまとめてご相談いただけます。

「文章を書くのが苦手」「何を話せばいいか分からない」といった方でも、雑談に近い形でお話しいただく中から、言葉を拾っていくスタイルで進めていきますので、ご安心ください。

ポイント3:公開後の改善や更新も長期的にサポート

採用ホームページは、公開して終わりではありません。

  • 実際に応募が来ているか
  • 想定していたターゲット層から応募が来ているか
  • 採用市場や働き方の変化に合っているか

といった観点で、定期的に見直していくことが必要です。

Design PEPEでは、

  • 公開後のアクセス状況の簡易レポート
  • 応募状況を踏まえたメッセージや導線の見直し
  • 追加の社員インタビューや写真更新

など、四日市・三重エリアの企業と長くお付き合いしながら、採用サイトを育てていく伴走型の支援を大切にしています。

この記事の振り返りと、最初の一歩

最後に、この記事の内容を簡単に振り返ります。

  • 少人数の中小企業でも、採用ホームページの工夫次第で「応募の数」と「応募者の質」は大きく変わる
  • 条件だけ並べるのではなく、「どんな人と、どんな雰囲気で働く会社か」を伝えることが重要
  • 社員インタビューや一日の流れ、リアルな写真など、身近なコンテンツが応募の決め手になる
  • 応募までのハードルを下げ、「まずは話を聞いてみる」導線を用意することで、応募の母数を増やしやすくなる
  • 完璧な採用サイトを目指すのではなく、「今ある素材をどう活かすか」という視点で、一つずつ整えていくことが大切

「うちの採用ページは、応募者目線で見るとどう映るのか知りたい」
「少人数の会社でも実践できる、現実的な採用ホームページの形を一緒に考えてほしい」

と感じられた方は、ぜひ一度、Design PEPEにご相談ください。

四日市・三重県周辺エリアの中小企業や事業者さまの状況を伺いながら、

  • 現在の採用ページの診断
  • 応募を増やすための優先度の高い改善ポイント
  • 自社でできることと、外部に任せた方が良い部分

を一緒に整理させていただきます。

「まずは話だけ聞いてみたい」という段階でも大丈夫です。
地元で一緒に働く仲間を増やすための採用ホームページづくりを、伴走しながらお手伝いできればうれしいです。

この記事についてよくある質問

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