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採用サイトの社員インタビューを採用強化につなげる質問例と構成テンプレート

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この記事の要点

こんなお悩みはありませんか?採用サイトに社員インタビューを載せたいが、何を聞けば良いのか分からないインタビューは載せているものの、「なんとなくいい話」が並ぶだけで応募につながっている実感がない社員インタビューの質問を毎回ゼロから考えていて、担当者の負担が大きい四日市や三重県内の学...

カテゴリー
採用サイト・求人
公開日
2025/11/24
読了目安
約14分
タグ
経営者向け, Web担当者向け, 採用

こんなお悩みはありませんか?

  • 採用サイトに社員インタビューを載せたいが、何を聞けば良いのか分からない
  • インタビューは載せているものの、「なんとなくいい話」が並ぶだけで応募につながっている実感がない
  • 社員インタビューの質問を毎回ゼロから考えていて、担当者の負担が大きい
  • 四日市や三重県内の学生・求職者に向けて、社内の雰囲気をもっと伝えたい
  • 小さな会社でも真似できる「テンプレート」があれば、採用に活かしたい

最近の採用サイトでは、社員インタビューはほぼ「定番コンテンツ」になっています。
実際、社員インタビューは

  • 求職者の企業理解を深める
  • 入社後の働くイメージを持ってもらう
  • 採用ミスマッチや早期離職の防止につながる

といった効果があるとされています。

一方で、「とりあえず流行りだから」と何となく作ってしまうと、

  • 内容がふわっとしていて、どの会社にも当てはまる話になってしまう
  • 採用したい人物像が伝わらない
  • 社員の負担ばかり大きく、成果が見えない

という残念な結果にもなりがちです。

この記事では、三重県四日市市および周辺エリアの中小企業の経営者・広報担当・Web担当者の方向けに、

  • 採用につながる社員インタビューの考え方
  • そのまま使える質問例
  • すぐ使える構成テンプレート

を、できるだけシンプルに整理してご紹介します。

この記事でお伝えしたいことの全体像

最初にポイントをまとめると、次の3つです。

  1. 社員インタビューの目的は「いい話を集めること」ではなく、「働くイメージを具体的に伝えてミスマッチを減らすこと」
  2. 質問は「入社前→今の仕事→将来」の流れで整理すると、ストーリーが作りやすく、読む側にも分かりやすい
  3. 小さな会社でも使える「構成テンプレート」と「質問の型」を決めておくと、毎回迷わずインタビューを量産できる

ここから、

  • 社員インタビューの役割
  • 採用につながる質問例
  • そのまま真似できる構成テンプレート
  • 三重・四日市の中小企業での進め方と注意点

の順にお話ししていきます。

社員インタビューを掲載する目的を整理しよう

1. 何のための社員インタビューかを決める

まずは「目的」をはっきりさせます。社員インタビューの主な役割は次のようなものです。

  • 求職者が「働く自分」をイメージできるようにする
  • 仕事内容・1日の流れ・やりがい・大変さをリアルに伝える
  • 求める人物像に近い人からの応募を増やす
  • 入社後のギャップを減らし、早期離職を防ぐ

この中から、自社として特に重視したい目的を1〜2個決めておきましょう。

  • 新卒採用がメイン
    → 「働くイメージ」と「会社の雰囲気」が伝わることを重視
  • キャリア採用(中途)がメイン
    → 「仕事内容のリアル」と「入社の決め手」を重視

目的が決まると、「どんな質問を中心に聞くべきか」「どんな写真を用意すべきか」が見えやすくなります。

2. 誰に向けたインタビューかを決める

次に「誰に読んでもらいたいか」です。

  • 新卒学生(地元志向の学生か、全国の学生か)
  • U・Iターンを考えている社会人
  • 経験者採用(即戦力)
  • パート・アルバイト

ターゲットによって、刺さるポイントが変わります。

  • 新卒向け
    → 仕事のやりがい、成長できる環境、教育・サポート体制
  • キャリア採用向け
    → 前職との違い、転職を決めた理由、裁量の大きさ
  • パート・アルバイト向け
    → シフトの融通、働きやすさ、人間関係

「〇〇向けの社員インタビュー」と最初に決めておくと、質問もブレにくくなります。

3. どの職種・どの社員を出すか決める

誰に出てもらうかも、とても重要です。
採用サイトの事例でも、「求める人物像に近い社員を起用すると、似たタイプの人材からの応募が増える」といった指摘があります。

おすすめは、

  • 採用したい職種・ポジションごとに1〜2名
  • 若手社員だけでなく、中堅・ベテランも混ぜる
  • 男女・年齢・キャリアのバランスを取る

といった形です。

社内の事情もありますが、「自社が求めている人材像に近い社員」「会社の雰囲気を体現している社員」を優先的に選ぶとよいでしょう。

採用につながる社員インタビューの質問例

ここからは、実際の質問例をご紹介します。
ベースとなる流れは

  1. プロフィール・現在の仕事内容
  2. 入社前のこと(応募理由・不安)
  3. 仕事のやりがい・成長
  4. 1日の流れ・働き方
  5. 今後チャレンジしたいこと・メッセージ

の5ステップです。

1. プロフィール・現在の仕事内容について

まずは読者が「どんな人の話を読んでいるか」を掴めるようにします。

例質問

  • 現在の所属部署と、担当している仕事を教えてください
  • いま担当している業務を、ひと言で表すとどんな仕事ですか?
  • 仕事の中で、特に比重の大きい業務は何ですか?

ここでは難しい話よりも、「どんな役割の人か」が伝われば十分です。

2. 入社前〜入社の決め手について

次に、求職者が一番気になる「なぜこの会社を選んだのか」という部分です。

例質問

  • 入社前は、どんな仕事や会社に興味がありましたか?
  • 数ある会社の中から、当社に応募したきっかけを教えてください
  • 最終的に「ここに入社しよう」と決めた理由は何でしたか?
  • 入社前に不安だったことや、ギャップが心配だった点はありますか?
  • 実際に入社してみて、良い意味でギャップを感じたことは何ですか?

ここでは「決め手」と「不安の解消」がポイントです。
求職者は自分の不安と重ね合わせながら読んでいます。

3. 仕事のやりがい・大変さ・成長について

「いいことだけ」ではなく、リアルな部分も含めて伝えると信頼感が増します。

例質問

  • いまの仕事の、どんなところにやりがいを感じますか?
  • これまでで一番印象に残っているエピソードを教えてください
  • 仕事の中で大変だと感じる点や、乗り越え方を教えてください
  • 入社前と比べて、「ここが成長した」と感じるところは何ですか?
  • 上司や先輩から、どんなサポートやフォローを受けましたか?

「大変なこと」を聞くときは、「どう乗り越えたか」「会社としてどう支援しているか」までセットで引き出すのがコツです。

4. 1日の流れ・働き方について

ここは、求職者が「働く自分」をイメージしやすくなる大事なパートです。

例質問

  • ある1日のスケジュールを、ざっくり教えてください(何時に出社して、どんな流れか)
  • 残業時間や、忙しい時期と比較的落ち着いている時期の違いはありますか?
  • 休暇の取りやすさや、ワークライフバランスについてどう感じていますか?
  • 在宅勤務・リモートワークの有無や、社内のコミュニケーションの取り方を教えてください(該当する場合)

ここはインタビュー本文だけでなく、「1日のタイムライン」として図解にすると、より分かりやすくなります。

5. 今後チャレンジしたいこと・求職者へのメッセージ

最後は、前向きな未来の話と、求職者へのメッセージで締めます。

例質問

  • 今後、挑戦してみたい仕事や目標はありますか?
  • 会社として、今後こうなっていくといいなと思うことは何ですか?
  • 「こんな人と一緒に働きたい」というイメージがあれば教えてください
  • 当社への応募を考えている方に、一言メッセージをお願いします

ここで「求める人物像」を社員の言葉で語ってもらうと、採用したい人材に届きやすくなります。

そのまま使える社員インタビューの構成テンプレート

テンプレ全体像

採用サイトに掲載するときの、基本的な構成例です。

  • タイトル
    例)「入社3年目で現場のリーダーに。任せてもらえる環境が成長につながる」
  • リード文(導入の数行)
    社員の簡単な紹介と、この記事で伝えたいポイントを2〜3行で。
  • プロフィール枠
    氏名(イニシャル可)/入社年/所属部署/職種/前職(中途の場合)
  • 本文
    1. 現在の仕事と役割
    2. 入社のきっかけ・決め手
    3. 仕事のやりがい・大変だったこと
    4. 1日の流れ・働き方
    5. 今後チャレンジしたいこと・メッセージ
  • 写真
    仕事中の様子/同僚との会話シーン/オフショットなどを2〜4枚

この「型」を決めておけば、社員が変わっても掲載方法が統一され、採用サイト全体として見やすくなります。

実務での作り方ステップ

現場での進め方を、3ステップで整理してみます。

  1. 事前準備
    • 目的(誰向け/何を伝えたいか)を決める
    • インタビュー対象者を決め、簡単な説明をして了承をもらう
    • 質問リストと構成テンプレを共有する
  2. インタビュー実施
    • 1人あたり30〜60分程度を目安に時間を確保
    • 録音(スマホでも可)+メモで内容を残す
    • できれば写真も同じタイミングで撮影しておく
  3. 原稿作成・確認
    • テンプレに沿って、話を「ストーリー」にまとめる
    • 発言内容を誤解なく整えつつ、本人の言葉に近い表現を意識する
    • 社員本人に確認してもらい、OKが出たら採用サイトに掲載

最初は少し大変に感じるかもしれませんが、一度テンプレートと流れを決めてしまえば、2人目・3人目からはぐっと楽になります。

四日市・三重の中小企業が押さえておきたいポイント

写真は「キレイさ」より「雰囲気が伝わること」

地方採用では、求職者が「どんな場所で、どんな人と働くのか」を特に気にする傾向があります。

写真撮影のポイントとしては、

  • 作業中の手元や真剣な表情
  • 打ち合わせや雑談など、自然なコミュニケーションの様子
  • 事務所や工場の雰囲気が分かる引きの写真

など、「ここで働くとこういう感じなんだな」とイメージできるカットを意識しましょう。

必ずしも高価なカメラやスタジオ撮影が必要なわけではありませんが、

  • 逆光で人物が真っ暗
  • 机の上が散らかりすぎている
  • 笑顔が引きつっていて不自然

といった点だけは、できる範囲で整えておくと印象がグッと良くなります。

小さな会社だからこそ「一人ひとりの顔」が武器になる

大手企業と比べると、どうしても福利厚生や知名度で勝負するのは難しいかもしれません。

その代わり、四日市や三重県内の中小企業には、

  • 社長との距離が近い
  • 仕事の幅が広く、成長のチャンスが多い
  • 地域の人や企業とのつながりを実感しやすい

といった魅力があります。

社員インタビューでは、こうした「中小企業ならではの良さ」を、社員の言葉で丁寧に伝えていくことが大切です。

よくある失敗パターンと注意点

最後に、現場でよく見かける失敗パターンも挙げておきます。

  • どの社員も同じようなことを話していて、違いが分からない
    → 質問を少し変えたり、職種ごとのストーリーを意識する
  • 良い話だけを並べて、リアルな大変さが見えない
    → 「大変だけれど、こう工夫している」「ここは会社が支えている」といったバランスを取る
  • 写真が少なく、文字ばかりで読みづらい
    → 仕事内容がイメージできる写真を2〜3枚でも入れる
  • 更新されず、何年も前の社員インタビューがそのまま
    → 年に1名でも良いので、新しいインタビューを増やしていく

完璧を目指すよりも、「少しずつでも更新し続ける」ことの方が、採用サイトとしての信頼感につながります。

Design PEPEがサポートできること

質問づくりから原稿・デザインまで、一緒に伴走

Design PEPEは、三重県四日市市を拠点とする個人のWeb制作事務所です。
採用サイトや採用ページのご相談では、

  • どんな社員に出てもらうべきか
  • 何を聞けば、自社らしさや魅力が伝わるか
  • どのような構成・デザインで見せると読みやすいか

といったところから、一緒に考えることが多くあります。

ご希望に応じて、

  • インタビューの質問項目づくり
  • オンライン/対面でのインタビュー実施
  • 原稿のライティング・編集
  • 採用サイトへの掲載デザイン(写真配置やレイアウト)

まで、まとめてお手伝いすることも可能です。

「まずは1本だけ」を一緒に作るところからでもOK

いきなり社員インタビューを何本も用意するのは、社内の負担も大きくなります。

Design PEPEでは、

  • まずは代表的な1名のインタビューを一緒に作る
  • その内容をテンプレート化し、2本目以降は社内で増やしていく

といった「型づくり」のサポートも行っています。

「何から始めればいいか分からない」という状態でも大丈夫です。
ヒアリングをしながら、御社に合った進め方を一緒に整理していきます。

三重県四日市市および周辺エリアで、採用サイトや求人ページを整えたいとお考えの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

この記事の振り返りと、最初の一歩

最後に、この記事のポイントを整理します。

  • 社員インタビューの目的は、「いい話」ではなく「働くイメージ」と「ミスマッチ防止」を伝えること
  • 質問は「プロフィール→入社理由→仕事のやりがい→1日の流れ→今後の目標・メッセージ」の流れが基本
  • 構成テンプレートと質問の型を決めておくことで、毎回ゼロから悩まずにインタビューを量産できる
  • 写真は、完璧さよりも「会社の雰囲気」と「働く様子」が伝わることを重視する
  • 四日市・三重の中小企業にとって、社員一人ひとりの顔や言葉は、大手には真似できない強い武器になる

そして、ここからの「最初の一歩」としては、

  • 採用サイトの中で「社員インタビューに期待する役割」を社内で話し合う
  • 本記事の質問例をベースに、御社オリジナルの質問リストを作ってみる
  • まずは1名、インタビューしてみたい社員を決めてみる

といったところから始めていただくのがおすすめです。

もし、「質問づくりから一緒に考えてほしい」「インタビュー原稿もお願いしたい」という場合は、Design PEPEでも伴走型でサポートいたします。
「まずは状況を相談したい」という段階でも構いませんので、ホームページやLINEからお気軽にお問い合わせください。

この記事についてよくある質問

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