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Tech(技術記事用)

WordPressカスタム投稿の基本|作り方と活用例をやさしく解説

約10分で読めます
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この記事の要点

こんなお悩みはありませんか?施工実績や商品情報が増えてきて、固定ページやブログ投稿だと管理がつらい「実績」「事例」「お客さまの声」をきれいに並べたいのに、毎回レイアウトが崩れる更新担当が変わると、入力ルールが伝わらずサイト全体がバラバラになる採用情報や物件情報など、同じ形式の情報...

カテゴリー
Tech(技術記事用)
公開日
2025/6/18
読了目安
約10分
タグ
Web担当者向け, WordPress, 開発メモ

こんなお悩みはありませんか?

  • 施工実績や商品情報が増えてきて、固定ページやブログ投稿だと管理がつらい
  • 「実績」「事例」「お客さまの声」をきれいに並べたいのに、毎回レイアウトが崩れる
  • 更新担当が変わると、入力ルールが伝わらずサイト全体がバラバラになる
  • 採用情報や物件情報など、同じ形式の情報を定期的に追加したい
  • 将来のSEOや導線改善を考えて、整理された構造で運用したい

カスタム投稿(カスタム投稿タイプ)を使うと、WordPressの管理画面に「施工実績」「商品」「採用情報」など専用の投稿メニューを作れます。結果として、入力ミスが減り、一覧表示や検索もしやすくなり、更新の属人化も防ぎやすくなります。

この記事では「WordPress カスタム投稿 基本」として、仕組みの考え方、作る前の設計、基本ステップ、活用例、運用の注意点までを一気に整理します。

この記事でお伝えしたいことの全体像

  • カスタム投稿は「同じ型で増えていく情報」を整理するための仕組み
  • 先に「設計(項目・分類・URL・一覧)」を決めると、作ったあとに困りにくい
  • 実装は「プラグインで作る」か「コードで登録する」どちらでもOK。運用体制に合わせて選ぶのがコツ

カスタム投稿とは?どんなときに必要?

通常の「投稿」「固定ページ」との違い

WordPressには標準で「投稿(ブログ)」と「固定ページ」があります。
一方カスタム投稿は、目的別に投稿タイプを追加して、入力項目や一覧表示を整えられる仕組みです。

使い分けの目安は次の通りです。

  • 投稿(ブログ):日付ベースの情報発信(お知らせ、コラム、活動報告など)
  • 固定ページ:会社概要、サービス紹介、料金、アクセスなど「基本情報」
  • カスタム投稿:施工実績、導入事例、商品、スタッフ紹介、求人、物件など「同じ形式で増える情報」

カスタム投稿を使うメリット

  • 管理画面が分かりやすい(入力先が迷子になりにくい)
  • 必要項目を揃えやすい(価格、住所、エリア、対応サービスなど)
  • 一覧ページや絞り込みが作りやすい(カテゴリ、エリア、業種など)
  • 表示の統一感が出る(写真のサイズや文章量のブレを減らせる)

逆に、1ページしか増えない情報や、入力項目が毎回違う情報は、無理にカスタム投稿にしない方が運用しやすいです。

作り始める前に決めておきたい「設計」チェックリスト

1)何を1件として登録するか

カスタム投稿は「1件=1レコード」の発想です。
まずは「1件の単位」を明確にします。

  • 施工実績:1現場が1件
  • 導入事例:1社が1件
  • 求人:1職種または1募集が1件
  • 商品:1商品が1件

2)必須の入力項目と、任意の入力項目

次に「毎回必ず入れる項目」を決めます。ここが曖昧だと、運用が崩れます。

例:施工実績

  • 必須:タイトル、メイン写真、概要、エリア、工事内容
  • 任意:工期、費用感、お客さまの声、使用製品、担当者コメント

3)分類(タクソノミー)をどうするか

分類は、あとから増やすとURLや表示設計に影響することがあるので、早めに整理します。

  • エリア(四日市、市外、県内など)
  • 業種(製造、建設、士業、飲食など)
  • サービス種別(ホームページ制作、LP、ロゴなど)
  • 工事種別(外壁、屋根、内装など)

4)URLと一覧の出し方

「一覧ページでどう見せたいか」を先にイメージすると、必要な項目が見えてきます。

  • 一覧で見せたい情報:サムネ、エリア、カテゴリ、短い説明
  • 詳細で見せたい情報:写真ギャラリー、工程、FAQ、問い合わせ導線
  • 絞り込み:エリア別、カテゴリ別、サービス別

ここまで決めてから実装に入ると、作り直しが減ります。

カスタム投稿を作る基本ステップ(2つのやり方)

やり方A:プラグインで作る(ノーコード寄り)

代表的なのは「Custom Post Type UI」などで、管理画面から投稿タイプを追加できます。
社内にWeb担当者がいて「まず形にしたい」場合に向きます。

  • メリット:作成が早い、設定が見える
  • 注意点:プラグイン停止で投稿タイプが消えた扱いになる場合がある(データ自体はDBに残ることが多いですが、表示できなくなるリスクがあります)

運用上「プラグインを減らしたい」「引き継ぎを確実にしたい」なら、次のコード方式も検討します。

やり方B:コードで登録する(推奨:小さな自作プラグイン)

WordPressの基本は register_post_type() で登録します。
テーマの functions.php に書く方法もありますが、テーマ変更で消えるので、できれば「機能用の自作プラグイン」に分けるのが安全です。

最低限のイメージ(例:施工実績 works)はこんな形です。

<?php
add_action('init', function () {
  register_post_type('works', [
    'labels' => [
      'name' => '施工実績',
      'singular_name' => '施工実績',
    ],
    'public' => true,
    'has_archive' => true,
    'menu_position' => 5,
    'supports' => ['title', 'editor', 'thumbnail', 'excerpt'],
    'rewrite' => ['slug' => 'works'],
    'show_in_rest' => true
  ]);
});
  • has_archive:一覧ページを持つか
  • supports:タイトルやアイキャッチなど、使う機能
  • rewrite:URLのスラッグ
  • show_in_rest:ブロックエディタ対応やAPI連携に関わる設定

細かい設計(権限、表示、検索、階層など)はサイト要件により変わるので、「まずは基本形→運用に合わせて調整」の流れが現実的です。

活用例:四日市の中小企業サイトでよくある使いどころ

施工実績・導入事例(最優先で効果が出やすい)

地域の企業サイトで強いのが「実績」「事例」です。
見込み客は、同じ地域・同じ規模の事例を見ると安心します。

  • 一覧で「エリア」「工事内容」「業種」で絞り込み
  • 詳細に「課題→提案→結果(定性的でもOK)」を入れる
  • 問い合わせ導線は「同じ内容で相談したい」ボタンを設置

商品・サービスのカタログ化(営業資料の代わりに)

商品点数が多い場合、固定ページで増やすと管理が破綻しがちです。

  • 商品ごとに「仕様」「価格帯」「納期目安」「よくある質問」
  • 類似商品への導線
  • カタログ請求や見積もり導線(フォーム項目も最小限に)

採用情報(求人ごとの管理と更新性)

求人は「募集停止」「条件変更」「複数職種」などが起きやすいので、カスタム投稿と相性が良いです。

  • 職種別に募集を管理
  • 募集要項の必須項目を固定化
  • 社員紹介やインタビューと紐付けて回遊を作る

失敗しない運用のコツ(担当者が1人でも回る形に)

入力ルールを先に決めて、管理画面に落とし込む

「文章は200〜300文字」「写真は横長推奨」など、ルールを決めておくと統一感が保てます。
Advanced Custom Fields(ACF)などで入力欄を用意すると、更新担当の迷いが減ります。

URL変更と分類追加は慎重に

公開後にスラッグや分類構造を大きく変えると、URL変更(リダイレクト対応)が必要になり、SEOや運用に影響します。
「将来増えそうな分類」は早めに見立てておくのが安全です。

更新が止まる原因は「面倒」より「判断できない」

更新が止まる理由は、作業量よりも「何を書けばいいか分からない」が多いです。
なので、入力項目の設計と、サンプル(良い例)を1つ作るのが効果的です。

Design PEPEでは、カスタム投稿を作るだけでなく「何を項目化すると運用が回るか」「一覧で何を見せると問い合わせにつながるか」まで一緒に整理してから形にします。中小企業サイトは、ここが成果の分かれ道になりやすいです。

この記事の振り返りと、最初の一歩

  • カスタム投稿は「同じ形式で増える情報」を整理する仕組み
  • 実装より先に「1件の単位」「入力項目」「分類」「URLと一覧」を決める
  • 作り方はプラグインでもコードでもOK。運用体制に合う選択が大切
  • 活用例は「施工実績・導入事例」「商品カタログ」「採用情報」が特に相性が良い
  • 続く運用の鍵は「入力ルール」と「判断に迷わない設計」

次の一歩としては、まず「増えて困っている情報」を1つ選び、上の設計チェックリストを埋めてみてください。
「うちの場合、項目は何が必要?」「一覧はどう見せると伝わる?」といった整理から一緒に進めたい場合は、Design PEPEが壁打ち役になります。技術だけでなく、運用と成果まで含めて、無理のない形をご提案します。

この記事についてよくある質問

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