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ここだけは触らないで!WordPress更新でトラブルになりやすい危険な操作3選

約15分で読めます
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この記事の要点

こんなお悩みはありませんか?「更新ボタンを押したら、サイトが真っ白になって冷や汗をかいたことがある」「WordPressの通知が赤く溜まっているけど、怖くて触れていない」「社内の詳しいスタッフが触っているが、何をしているのか実はよく分からない」「制作会社に任せきりで、ログイン情報...

カテゴリー
更新・運用・WordPress
公開日
2025/7/21
読了目安
約15分
タグ
経営者向け, Web担当者向け, WordPress

こんなお悩みはありませんか?

  • 「更新ボタンを押したら、サイトが真っ白になって冷や汗をかいたことがある」
  • 「WordPressの通知が赤く溜まっているけど、怖くて触れていない」
  • 「社内の詳しいスタッフが触っているが、何をしているのか実はよく分からない」
  • 「制作会社に任せきりで、ログイン情報もどこにあるか分からない」
  • 「万が一トラブルになったとき、どう復旧すればいいのか不安」

WordPressは便利ですが、「ちょっとした操作」がきっかけで
ホームページ全体が表示されなくなってしまうこともあります。

一方で、怖いからといって更新を放置し続けると、
セキュリティ面のリスクが高まるという問題もあります。

この記事では、三重県四日市市や周辺エリアの中小企業の経営者・広報担当・Web担当者の方向けに、

  • WordPress運用で特にトラブルになりやすい「危険な操作」3つ
  • その操作を「やってはいけない理由」と「やるならここだけは守りたいポイント」
  • 小さな会社でもできる、現実的な更新・運用ルールの作り方

を、専門用語をできるだけ噛み砕きながらお伝えします。

「何も触らない」ではなく、
「ここだけは慎重に」「ここまでは社内でやってOK」という整理ができると、
日々の運用もぐっと楽になります。


この記事でお伝えしたいことの全体像

先に、この記事の結論を3つにまとめます。

  1. 「WordPress 更新 危険 な 操作」は、主に次の3つに集約できます。
    • バックアップなしでの一括更新
    • テーマ・プラグインファイルの「直接編集」
    • よく分からないままのプラグイン削除・URL変更・データベース操作
  2. 更新自体はセキュリティ上とても重要で、「更新しないほうが安全」というわけではありません。
    大事なのは「事前準備」と「どこまで社内で触るかの線引き」です。
  3. 四日市や周辺エリアの中小企業なら、次の3ステップから始めるのがおすすめです。
    • 現在の運用状況(誰が何を触っているか)を整理する
    • 「ここは触らないゾーン」と「社内で対応するゾーン」を決める
    • トラブル時に備えた「復旧ルール」と、相談できるパートナーを用意しておく

Design PEPEでは、単にホームページを作るだけでなく、
「更新で壊さない」「でもちゃんと守る」ための運用ルールづくりから伴走支援を行っています。


危険な操作3選:ここだけは慎重に!

まずは、WordPressの運用で特にトラブルにつながりやすい3つの操作を見ていきます。

危険1:バックアップなしでの「一括更新」

よくあるシチュエーション

  • 管理画面に「更新があります」という表示が溜まってきたので、
    まとめて「すべて更新」をクリックしてしまう
  • 更新の前後で、サイトが正常に動いているかほとんど確認していない
  • そもそもバックアップを取っているかどうか分からない

WordPressでは、

  • 本体(WordPressコア)
  • テーマ
  • プラグイン

など、さまざまなものが頻繁にアップデートされます。
これらの更新はセキュリティや機能改善のために重要ですが、
組み合わせによっては、更新がきっかけでサイトが表示されなくなることもあります。

なぜ危険なのか?

  • 更新の途中でエラーが起きると、「メンテナンス中」表示のまま戻らない
  • プラグイン同士の相性問題で、特定のページだけエラーになる
  • 大きなバージョンアップで、古いテーマ・プラグインが対応できずエラーになる

こうしたトラブルが起きたとき、直前の状態に戻せるバックアップがないと、
復旧に大きな時間と費用がかかる可能性があります。

やるなら「ここだけは守りたい」ポイント

  • 更新前に、必ずバックアップが取れているかを確認する
    • レンタルサーバーの自動バックアップ
    • バックアップ用プラグイン など
  • できればアクセスの少ない時間帯に行う(夜間など)
  • まとめて一気にではなく、
    • プラグイン
    • テーマ
    • WordPress本体
      のように、段階的に更新し、その都度サイト表示を確認する

社内でやるのが不安な場合は、
「更新作業だけ外部に任せる」という選択肢も十分ありです。


危険2:テーマ・プラグインファイルの「直接編集」

よくあるシチュエーション

  • 外観 > テーマファイルエディターから、PHPファイルを直接書き換えている
  • プラグインの動きを変えたくて、プラグインエディターから直接編集している
  • ネット検索で見つけたコードを、よく分からないままコピペしている

こうした「直接編集」は、WordPressのトラブル相談で非常に多い原因の1つです。

なぜ危険なのか?

  • 1文字の打ち間違いでも、画面が真っ白(通称「ホワイトスクリーン」)になることがある
  • テーマやプラグインを更新すると、せっかくの修正がすべて上書きされてしまう
  • どこをどう触ったかが分からず、別の制作会社やエンジニアが引き継ぎづらくなる

特に本番サイトで直接編集すると、
「作業中にサイトが止まる」「気づかないうちに不具合が出る」といったリスクが高まります。

やるなら「ここだけは守りたい」ポイント

  • テーマをカスタマイズする場合は、子テーマを作ってそちらを編集するのが基本
  • 理想は、本番とは別の「テスト用(ステージング)環境」で試してから反映すること
  • コードレベルの修正が必要な場合は、
    「どのファイルの、どの行を、なぜ変更したか」をメモしておく

とはいえ、コード編集は専門知識が必要になる領域です。
「少しHTMLが分かる」レベルで無理をするより、
保守契約やスポット対応で専門家に任せた方が、結果的にコストを抑えられるケースも多くあります。


危険3:よく分からないままのプラグイン削除・URL変更・データベース操作

よくあるシチュエーション

  • 「使っていなさそうなプラグイン」を整理しようとして、適当に削除してしまう
  • 設定 > 一般の「WordPressアドレス」「サイトアドレス」を何気なく書き換える
  • サーバー管理画面(phpMyAdminなど)から、データベースの中身を直接触る

これらは「ちょっと整理しただけ」のつもりでも、
取り返しのつかないトラブルにつながることがあります。

なぜ危険なのか?

  • フォームやスライダーなど、サイトの重要な機能がプラグインに依存していることが多い
    → 消した瞬間、該当箇所が丸ごと動かなくなる
  • サイトアドレスを誤って変更すると、
    管理画面にログインできなくなったり、サイトが別URLに飛んでしまったりする
  • データベースで誤ったテーブルやレコードを消すと、
    ページや記事が一気に消えてしまうことも

これらは、知識があっても慎重に行うべき作業です。

やるなら「ここだけは守りたい」ポイント

  • 「正体が分からないプラグイン」は、先に
    • 誰が
    • 何の目的で
      入れたのかを確認する
  • サイトアドレス(URL)の変更は、必ず制作会社や専門家と相談のうえで行う
  • データベースの直接操作は、原則として社内では触らないルールにしてしまう

安全に更新するための基本ルール

「危険な操作」を避けるだけでなく、
日々の運用を安全に回すためのルールづくりも大切です。

ここでは、中小企業でも実践しやすい3つのルールをご紹介します。

ルール1:誰が何を触っていいかを決める

WordPressは、ユーザーごとに権限を設定できます。

  • 経営者・責任者:最終的な決裁・外部パートナーとの窓口
  • Web担当者:記事更新、画像差し替え、簡単な文言修正
  • 制作会社・運用パートナー:更新作業、カスタマイズ、トラブル対応

といった形で、「どのレベルの作業を誰が担当するか」を決めておくと安心です。

特に、

  • プラグインの追加・削除
  • テーマの変更
  • コード編集
  • URL・データベース関連の操作

は、「社内で触らない領域」として線引きしておくのがおすすめです。

ルール2:更新前後のチェックリストを作る

更新のたびに一から考えるのではなく、
簡単なチェックリストを用意しておくと、担当者が変わっても安心です。

例としては、次のような流れです。

更新前

  • 現在のバックアップがいつのものかを確認(必要なら手動で取得)
  • 作業日時を決め、社内に共有(特にECサイトや予約サイトの場合)
  • ログイン情報(サーバー・管理画面)を手元に揃えておく

更新中

  • いきなり一括ではなく、
    プラグイン → テーマ → WordPress本体の順で、1つずつ更新
  • それぞれの更新後に、
    • トップページ
    • 問い合わせフォーム
    • 重要なページ(採用・サービスなど)
      だけでも表示確認をする

更新後

  • 住所・電話番号・お問い合わせフォームが正しく表示・送信できるかチェック
  • 管理画面にエラー表示が出ていないか確認
  • 必要に応じて、キャッシュ削除(表示が更新されない場合)

これらを紙1枚やPDF、社内マニュアルとして残しておくと、
担当者が変わってもスムーズに引き継げます。

ルール3:トラブル時に備えて「復旧手順」を決めておく

どれだけ気をつけていても、100%トラブルを防ぐことはできません。

だからこそ、

  • いざというとき誰に連絡するか
  • どのバックアップから、どう復旧するか
  • その間、顧客や社内にどうアナウンスするか

といった「復旧の手順」を、あらかじめ決めておくことが重要です。

最低限、次の情報は1か所にまとめておくと安心です。

  • レンタルサーバーのログイン情報
  • ドメイン管理会社のログイン情報
  • WordPress管理画面のログイン情報
  • バックアップの保存場所と、復旧方法のメモ
  • 制作会社や運用パートナーの連絡先

四日市の中小企業でありがちなケースと対策

ここからは、三重県四日市市・周辺エリアの中小企業で実際によく見られる状況を想定しながら、
具体的な対策を考えてみます。

ケース1:制作会社任せで、誰もログインしていないサイト

  • ホームページを作ってから数年、ほとんど更新していない
  • ログイン情報も社内のどこにあるか分からない
  • でも、問い合わせフォームはちゃんと動いている…はず

このケースでは、セキュリティ面でのリスクが高い状態になっていることが多いです。

まず取り組みたいこと

  1. 制作会社またはサーバー会社に確認し、
    • ログイン情報
    • 現在のバックアップ状況
      を把握する
  2. ログインした上で、
    • プラグインの数
    • 「最終更新日」
      をざっと確認する
  3. 必要であれば、一度制作会社や専門家に「健康診断」を依頼し、
    • 更新すべきか
    • リニューアルすべきか
      を一緒に検討する

「とりあえず触らない」のではなく、
現状を把握するところから始めるのがおすすめです。

ケース2:社内の詳しい人が独学でカスタマイズしているサイト

  • 社内にITに強いスタッフがいて、色々カスタマイズしてくれている
  • ただし、どこをどう触っているかは他の人が把握していない
  • 退職・異動のタイミングで、運用が止まってしまいそう

このケースの怖いところは、
「属人化」と「データ引き継ぎの難しさ」です。

まず取り組みたいこと

  1. そのスタッフと一緒に、
    • どのプラグインを使っているか
    • どの部分をコードでカスタマイズしたか
      を簡単に一覧化しておく
  2. コード編集をしている場合は、
    • テーマエディターで直接触っていないか
    • 子テーマを使っているか
      を確認する
  3. 今後の運用体制について、
    • 社内で続ける部分
    • 外部に任せる部分
      を話し合って整理する

必要であれば、第三者の目線で「引き継ぎ可能な状態に整える」作業も検討したいところです。


Design PEPEがサポートできること

三重県四日市市を拠点とするDesign PEPEでは、
ホームページ制作だけでなく、WordPressサイトの更新・運用まわりのご相談も多くいただいています。

ここでは、どんな形でお役に立てるかを簡単にご紹介します。

1. 現状診断&運用ルールの整理

まずは、今のサイトの状況を一緒に見ながら、

  • どのプラグインが入っているか
  • 更新状況はどうなっているか
  • トラブルの芽になりそうな箇所はないか

といった点を確認し、「現状レポート」と「改善の優先順位」をお伝えします。

そのうえで、

  • 社内でできそうなこと
  • 外部に任せたほうが良いこと

を整理し、無理のない運用ルールづくりをお手伝いします。

2. 保守・更新代行で「壊さない更新」をサポート

「自分たちで更新ボタンを押すのは怖い」という場合は、

  • 定期的なバックアップ
  • WordPress本体・テーマ・プラグインの更新代行
  • 更新後の表示チェック
  • 軽微な文言修正やバナー差し替え

などをセットにした保守・更新代行プランもご提案可能です。

「毎月ここまでやってほしい」
「トラブルのときだけ駆けつけてほしい」など、
会社ごとの事情に合わせた柔軟な形でのご相談をお受けしています。

3. 将来的なリニューアルも見据えた伴走支援

現在のサイトを「延命」するだけでなく、

  • 数年後のリニューアルを視野に入れた運用
  • コンテンツの整理・追加
  • SEO・集客を意識した構成見直し

など、中長期的な視点での伴走支援も大切にしています。

「いきなり大きなリニューアル」ではなく、
今あるホームページを活かしながら、少しずつ整えていくという進め方も可能です。


この記事の振り返りと、最初の一歩

最後に、この記事のポイントを整理します。

  • WordPressの更新でトラブルになりやすい「危険な操作」は、主に
    ①バックアップなしの一括更新、②テーマ・プラグインの直接編集、③不用意なプラグイン削除・URL変更・DB操作 の3つです。
  • 更新自体はセキュリティのために重要で、「触らないほうが安全」というわけではありません。
    大事なのは、更新前の準備と、社内で触る範囲の線引きです。
  • 「誰が何を触ってよいか」「更新前後に何を確認するか」「トラブル時に誰に連絡するか」を決めた、
    シンプルな運用ルールと復旧手順を用意しておくと、万が一のときも落ち着いて対応できます。
  • 社内だけで抱え込まず、「更新・保守だけ相談できる相手」を持っておくことで、
    経営者や担当者の心理的な負担も大きく減らせます。

「うちのWordPressサイト、実はだいぶ触るのが怖い状態かもしれない…」
と少しでも感じられた方は、
一度、現在のサイト状況を一緒に棚卸ししてみませんか?

Design PEPEでは、

  • 現状診断(危険な操作が行われていないかの確認)
  • 今後の運用ルールづくりのお手伝い
  • 必要に応じた保守・更新代行

など、三重県四日市市・周辺エリアの中小企業・個人事業主さまに寄り添ったかたちでサポートしています。

「まずは今の状態を見てほしい」
「どこまで社内でやって、どこから外注すべきか相談したい」

そんな段階でも、もちろん大歓迎です。
お問い合わせフォームやLINEから、お気軽にメッセージをお送りください。
WordPressを、安心して任せられる「働き者の営業マン」に育てていくお手伝いをさせていただきます。

この記事についてよくある質問

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